私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
Q450 バラバは救われましたか。
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450 バラバは救われたか?
Q
:バラバが救われたのかどうか、とても気になります。調べても、よく分かりません。教えてください。
はじめに
この質問は、福音の核心に迫るメッセージにつながる可能性を秘めています。このテーマに関して、いつものように3つ申し上げます。
1 番目に、バラバとは誰か?
(1)バラバは、イエスと同時期に捕らえられていた反乱者。
「暴動と人殺しのかどで、牢に入れられていた者」(ルカ23:18~19)
(2)彼は、ローマへの反乱に関与した、熱心党員(ゼロテ)だった可能性がある。
(3)死刑を待っていた囚人だったが、群衆の要求によって赦免された。
(4)つまり「有罪の人間が、無罪の方と引き換えに赦された」人物である。
2 番目に、バラバは救われたか?
(1)聖書は、赦免後のバラバの人生について沈黙している。
(2)バラバがイエスを信じたという記録はない。
(3)映画や文学作品では、救われたように描かれる場合がある。
(4)イエスの十字架が、彼にとって「身代わり」であったのは事実(イザヤ53:5)。
(5)バラバは、肉体的には救われたが、霊的には不明。
(6)救いを受けるためには、「福音の三要素」を信じる必要がある。
3番目に、バラバは何を象徴しているか?
(1)バラバは、すべての罪人の象徴。
(2)本来は私たちが受けるべき罰を、イエスが代わりに受けられた(ローマ5:8)。
(3)バラバのように、私たちは罪に定められていたが、キリストによって赦された。
(4)バラバの名前
①「父の子(Bar-Abba)」という意味
②イエスこそまことの「父の御子」である。
(5)バラバは、イエスの犠牲によって解放された罪人の象徴である。
(6)あなたは、イエスの身代わりの死をどう受け取りますか?
バラバは、イエスの犠牲によって解放された罪人の象徴です。
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