私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
Q349 大きな罪を犯しましたが赦されますか。
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348 大きな罪を犯しましたが赦されますか
Q:私は以前、キリスト教の異端の教えを信じていました。具体的には、①救いの条件として、福音+行いが必要であること。②地獄の否定。③黙示録の曲解解釈を信じていました。他の人にその動画やメッセージ内容を伝えてしまったこともあります。黙示録22章では、この書に付け足したり除いたりする人は、天国に入れないとあります。その他の聖書の箇所では、偽教師は地獄に行くというような内容が書かれています。私はもう福音を信じても救われないのでしょうか。
A:はじめに
聖書が教える救いに関して、いくつかの誤解があります。その誤解とは何か、いつものように3つ申し上げます。
1番目に、小さな罪は赦されるが、大きな罪は赦されない。
(1)これは、罪の赦しは、罪の大小に決まるという誤解です。
(2)この誤解は、イエス・キリストの十字架の死を過小評価するところから出ています。
(3)イエスの死は、いかなる罪をも赦す力を持っています。
(4)「この方こそ、私たちの罪のための、いや、私たちの罪だけでなく、世全体の罪のた
めの宥めのささげ物です」(1ヨハ2:2)
2番目に、クリスチャンになる前の罪は赦されたが、それ以降の罪は赦されない。
(1)これは、赦された罪の範囲を制限するという誤解です。
(2)福音を信じた人は、恵みと信仰によって救われたのです。
(3)人間の行為が関与していませんので、この救いが取り消されることはありません。
(4)信仰によって赦される罪の範囲は、過去、現在、未来のすべての罪です。
(5)では、信者は何をしてもよいのかと思われた方は、345回目の動画をご覧ください。
3番目に、罪が赦されたなら、すべての責任から解放される。
(1)これは、罪の刈り取りに関する誤解です。
(2)罪を犯すと、人間関係の破綻を初めとするさまざまな労苦に遭います。
(3)罪が赦されたとは、神との関係が正され、神の怒りから解放されたということです。
(4)しかし、人間関係における責任は残ります。
(5)殺人犯も赦しを受けることができますが、服役が免除されるわけではありません。
まとめ:どんな人でも、恵みと信仰によって救われます。
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