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Q342 どうして善悪の知識の木から食べてはいけないのですか。
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342 どうして善悪の知識の木から食べてはいけないのですか
Q:善悪を知るのは良いことだと思いますが、神はなぜ善悪の知識の木から食べることを禁じられたのですか。その木から食べると、どうして死ぬのですか。
A:はじめに
創世記2章16~17節を確認します。
「神である【主】は人に命じられた。『あなたは園のどの木からでも思いのまま食べてよい。しかし、善悪の知識の木からは、食べてはならない。その木から食べるとき、あなたは必ず死ぬ』」
善悪の知識の木について、いつものように3つ申し上げます。
1番目に、善悪を知るのは、良いことです。
(1)神は、人類が善悪の違いを理解し、人格的に成長することを願われました。
(2)聖書が教える善とは、神に従うことです。
(3)聖書が教える悪とは、神に反抗することです。
2番目に、善悪の違いを知る道は、2つあります。
(1)神に従うことによって、善悪の違いを知る道
(2)神に反抗することによって、善悪の違いを知る道
(3)神は、善悪の知識の木から取って食べることを禁じました。
(4)これは、エデン契約に定められた唯一の禁止令です。
(5)この禁止令の目的は、人が神の命令に従順に生きるかどうかを試すことでした。
(5)この禁止令は、人が神の意思に応答するか否かを見るための唯一のテストでした。
(6)神は、人がこの命令を守ることによって善悪の違いを知ることを期待されました。
(7)しかし人は、悪の一部となることによって、善悪の違いを知ることになりました。
3番目に、神は、不従順に対する罰を宣言されました。
(1)霊的死と肉体的死を区別しておきましょう。
(2)死とは、断絶のことです。
(3)人は神の命令に違反した瞬間に、肉体的に死んだわけではありません。
(4)人は、善悪の知識の木から食べた瞬間に、神との断絶を経験しました。
(5)それが、霊的死です。
(6)肉体的死は、相当な時間が経過してからやってきます。
善悪の知識の木から食べることは、自らを神とする行為です。




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