私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
Q339 死者のためのバプテスマとは何ですか。
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339 死者のためのバプテスマとは
Q:コリント人への手紙第一15章29節に出てくる「死者のためのバプテスマ」の意味が分かりません。
A:はじめに
まずその箇所を確認しましょう。
「そうでなかったら、死者のためにバプテスマを受ける人たちは、何をしようとしているのですか。死者が決してよみがえらないのなら、その人たちは、なぜ死者のためにバプテスマを受けるのですか」。この質問について、いつものように3つ申し上げます。
1番目に、「死者のためのバプテスマ」は、聖書的ではありません。
(1)バプテスマは救いの条件ではなく、救われた人が信仰を告白することです。
(2)今でもこれを実行するグループがいますが、それは異端のグループです。
(3)聖書には、代理的バプテスマの教えはありません。
2番目に、1コリ15:29の解釈は、200通りもあります。
(1)つまり、この聖句は極めて難解だということです。
(2)難解な1つの聖句から教理を導き出してはなりません。
3番目に、聖書解釈の上で最も重要なのは、文脈です。
(1)ここでパウロは、死者の復活について教えています。
(2)彼は、死者の復活を信じない人たちを説得しようとしています。
(3)その流れの中で、「死者のためにバプテスマを受ける人たち」に言及しています。
①パウロがその行為を推奨しているということではありません。
②彼らは、正統的な信仰から外れていましたが、死者の復活は信じていました。
③パウロはその点だけを取り上げ、自らの議論を補強する材料に使ったのです。
(4)復活の希望は、今を生きる力となります。
難解な1つの聖句から教理を導き出してはなりません。
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