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Q337 いのちの木から先に食べていたらどうなっていましたか。 | メッセージステーション

Q337 いのちの木から先に食べていたらどうなっていましたか。

  • 2023.01.31
  • スピーカー 中川健一
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337 いのちの木から先に食べていたらどうなっていたか

Q:アダムとエバは、「善悪の知識の木」から食べてしまいました。それを知った神様は、「いのちの木」からも取って食べないようにと、人をエデンの園から追放し、「いのちの木」への道を守るために、ケルビムと炎の剣をエデンの園の東に置かれました。そこで質問です。もし人が、先に「いのちの木」から取って食べていたら、どうなっていたと思われますか。

A:はじめに

この質問について、いつものように3つ申し上げます。

1番目に、「いのちの木」から先に食べるという可能性は、ありました。

(1)しかし、現実にはそれは起こりませんでした。

(2)考えられる理由は、いくつかあります。

  ①創造されてから時間がさほど経過していないので、行動範囲が狭かった。

  ②許可されていることよりは、禁止されていることに興味があった。

  ③神の摂理の御手が働いた。

(3)もし「いのちの木」から食べたなら、人は永遠に生きるようになっていました。

(4)しかしこれは、罪を犯さないということではありません。

2番目に、人は「善悪の知識の木」から先に食べました。

(1)「善悪の知識の木」から食べるのは、神への反抗であり、重大な罪です。

(2)この罪によって、死がこの世に入り込みました。

(3)死には2種類あります。

  ①まず霊的死(神との分離)がやってきました。

  ②次に肉体的死(魂と肉体の分離)がやってきました。

3番目に、神は、永遠のいのちを与える計画を用意されました。

(1)人は、自分の内に原罪という問題を抱えるようになりました。

(2)もし「いのちの木」から食べれば、問題や苦しみを抱えたままで永遠の時間を過

ごすことになります。

(3)堕落した人が永遠に生きないようにしたのは、神の愛のわざです。

(4)神は永遠のいのちへの道を用意されました。それが、福音です。

「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じ

る者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである」(ヨハ3:16)

(5)イエス・キリストを信じる者には、永遠のいのちが約束されています。

神は永遠のいのちへの道を用意されました。

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