私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
Q337 いのちの木から先に食べていたらどうなっていましたか。
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337 いのちの木から先に食べていたらどうなっていたか
Q:アダムとエバは、「善悪の知識の木」から食べてしまいました。それを知った神様は、「いのちの木」からも取って食べないようにと、人をエデンの園から追放し、「いのちの木」への道を守るために、ケルビムと炎の剣をエデンの園の東に置かれました。そこで質問です。もし人が、先に「いのちの木」から取って食べていたら、どうなっていたと思われますか。
A:はじめに
この質問について、いつものように3つ申し上げます。
1番目に、「いのちの木」から先に食べるという可能性は、ありました。
(1)しかし、現実にはそれは起こりませんでした。
(2)考えられる理由は、いくつかあります。
①創造されてから時間がさほど経過していないので、行動範囲が狭かった。
②許可されていることよりは、禁止されていることに興味があった。
③神の摂理の御手が働いた。
(3)もし「いのちの木」から食べたなら、人は永遠に生きるようになっていました。
(4)しかしこれは、罪を犯さないということではありません。
2番目に、人は「善悪の知識の木」から先に食べました。
(1)「善悪の知識の木」から食べるのは、神への反抗であり、重大な罪です。
(2)この罪によって、死がこの世に入り込みました。
(3)死には2種類あります。
①まず霊的死(神との分離)がやってきました。
②次に肉体的死(魂と肉体の分離)がやってきました。
3番目に、神は、永遠のいのちを与える計画を用意されました。
(1)人は、自分の内に原罪という問題を抱えるようになりました。
(2)もし「いのちの木」から食べれば、問題や苦しみを抱えたままで永遠の時間を過
ごすことになります。
(3)堕落した人が永遠に生きないようにしたのは、神の愛のわざです。
(4)神は永遠のいのちへの道を用意されました。それが、福音です。
「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じ
る者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである」(ヨハ3:16)
(5)イエス・キリストを信じる者には、永遠のいのちが約束されています。
神は永遠のいのちへの道を用意されました。
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