私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
Q322 善人であれば天国に行けますか。
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322 善人であれば、天国に行けるか
Q:最近の調査では、米国の牧師の3分の1
以上が、善良な人は天国に行けると信じているようです。本当に聖書はそう教えているのでしょうか。私の信仰がぐらついていますので、助けてください。
A:はじめに
この質問について、いつものように3つ申し上げます。
1番目に、世界の多くの宗教は、善人であれば天国に行けると教えています。
(1)これは、善行による救いと言えます。
(2)十戒や黄金律を実践することが、救いにつながるというのです。
(3)しかしこれは、聖書的教えではありません。
2番目に、神の目から見れば、善人は一人もいません。
(1)ロマ3:10~11
「義人はいない。一人もいない。悟る者はいない。神を求める者はいない」
(2)神の聖さの基準は、極めて高いのです。
(3)その基準に到達するためには、完ぺきな行いをする必要があります。
(4)99%立派でも、1%失敗したなら、神の基準からはずれます。
(5)もし善行によって天国に行けるとするなら、福音は不要になります。
(6)この教えは、キリストの十字架を否定するものです。
3番目に、神は、救いの道を用意されました。
(1)神は、人にはできないことをしてくださいました。
(2)ヨハネ3:16
「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じ
る者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである」
(3)神は、ひとり子を犠牲にすることによって、ご自身の愛を示されました。
(4)私たちの責務は、御子イエスを救い主と信じることです。
(5)人間の知恵に惑わされることなく、神のことばを信じる人は幸いです。
参考になる聖句
「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである」(ヨハ3:16)
善人であれば天国に行けるという教えは、間違っています。
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