Q308 死んだらどこに行くのか(1)

  • 2022.07.12
  • スピーカー 中川健一
このメッセージに感謝を贈る

この無料配信メッセージは、皆様の祈りと献金のサポートで成り立っています。
あなたの「ちょっとした感謝」を300円献金で贈ってみませんか?

ハーベスト・タイム・ミニストリーズへのサポーター献金はこちら

このメッセージでは...

308 死んだらどこに行くのか(1)

Q
:死後のいのちはあるのでしょうか。もしあるとしたら、私はどこに行くのでしょうか。

A
:はじめに

これは非常に重要な質問です。191回目の「3分でわかる!聖書」で概略を解説していますが、今回は、より詳しくお話しします。①死後の世界についてのさまざまな見解、②信者の運命、③不信者の運命。

死後の世界についてのさまざまな見解について、いつものように3つ申し上げます。

1
番目に、死んだら魂は消滅するという見解があります。

(1)クリスチャンになる前の私は、人は死んだらおしまいだと思っていました。

(2)しかし、聖書には、死=消滅という考え方はありません。

(3)聖書では、死とは「分離」のことです。

(4)アダムは、罪を犯した時に神から切り離されました。これが霊的死です。

(5)その後で、魂と肉体が分離しました。これが肉体の死です。

2
番目に、死んだら魂は眠りに就くという見解があります。

(1)この眠りは、最後の裁きまで続くと言われます。

(2)最後の裁きで、行き先が天国か地獄かに決まるとされます。

(3)しかし、この教えは聖書的ではありません。

(4)パウロは、「眠っている人たち」(1テサ4:13)ということばを使っています。

(5)これは、信者の死に関してのみ使うことばです。

(6)肉体が眠っているように見えるので、このことばが使われています。

(7)「金持ちとラザロ」の物語(ルカ16)は、死者の魂は生きていると教えています。

3

番目に、死んだら魂は裁かれ、ただちに永遠の住み家に送られるという見解があります。

(1)これもまた、聖書的ではありません。

(2)この見解は、携挙、再臨、千年王国などの終末論の重要な要素を無視しています。

(3)死んだ魂は確かに裁かれますが、最後の審判までは時間の経過があります。

(4)次回は、②信者の運命について解説します。

参考になる聖句

 「金持ちが、よみで苦しみながら目を上げると、遠くにアブラハムと、その懐にいるラザロが見えた」(ルカ16:23)

 死後も、魂は生き続けます。

週間アクセスランキング

1

コリント人への手紙第二(15)パウロと偽使徒の違い(2)-苦難に満ちた奉仕-11:16~33

2

コリント人への手紙第二(4)奉仕の本質の解説―新しい契約に仕える祝福―3:1~11

3

Q423 聖書は、「性差別」を容認しますか。

4

コリント人への手紙第二(14)パウロと偽使徒の違い(1)11:1~15

5

ヨハネの黙示録(4)—エペソにある教会—

6

イスラエル旅2023#089中川牧師とめぐる旅:【祈りの場、西壁】神殿再建の予感

ハーベスト・タイムを応援する

ハーベスト・タイムの働きは、サポーターの皆様のお祈りと、献金により維持されております。
ぜひ、応援をよろしくお願いいたします。

ハーベスト・タイムのSNSでは、新着メッセージなどをお知らせしています。

聖書箇所の引用には新改訳聖書を使用しています。その他の場合は明記いたします。
聖書 新改訳2017(C)2017 新日本聖書刊行会 許諾番号4-2-856号
Copyright © Harvest Time Ministries, All Rights Reserved.