私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
Q308 死んだらどこに行くのか(1)
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308 死んだらどこに行くのか(1)
Q
:死後のいのちはあるのでしょうか。もしあるとしたら、私はどこに行くのでしょうか。
A
:はじめに
これは非常に重要な質問です。191回目の「3分でわかる!聖書」で概略を解説していますが、今回は、より詳しくお話しします。①死後の世界についてのさまざまな見解、②信者の運命、③不信者の運命。
死後の世界についてのさまざまな見解について、いつものように3つ申し上げます。
1
番目に、死んだら魂は消滅するという見解があります。
(1)クリスチャンになる前の私は、人は死んだらおしまいだと思っていました。
(2)しかし、聖書には、死=消滅という考え方はありません。
(3)聖書では、死とは「分離」のことです。
(4)アダムは、罪を犯した時に神から切り離されました。これが霊的死です。
(5)その後で、魂と肉体が分離しました。これが肉体の死です。
2
番目に、死んだら魂は眠りに就くという見解があります。
(1)この眠りは、最後の裁きまで続くと言われます。
(2)最後の裁きで、行き先が天国か地獄かに決まるとされます。
(3)しかし、この教えは聖書的ではありません。
(4)パウロは、「眠っている人たち」(1テサ4:13)ということばを使っています。
(5)これは、信者の死に関してのみ使うことばです。
(6)肉体が眠っているように見えるので、このことばが使われています。
(7)「金持ちとラザロ」の物語(ルカ16)は、死者の魂は生きていると教えています。
3
番目に、死んだら魂は裁かれ、ただちに永遠の住み家に送られるという見解があります。
(1)これもまた、聖書的ではありません。
(2)この見解は、携挙、再臨、千年王国などの終末論の重要な要素を無視しています。
(3)死んだ魂は確かに裁かれますが、最後の審判までは時間の経過があります。
(4)次回は、②信者の運命について解説します。
参考になる聖句
「金持ちが、よみで苦しみながら目を上げると、遠くにアブラハムと、その懐にいるラザロが見えた」(ルカ16:23)
死後も、魂は生き続けます。
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