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Q296 聖書は、家族についてなんと教えていますか(1)。
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296 聖書は、家族についてなんと教えているのか(1)
Q
:最近、家族制度が崩壊しつつあるように感じます。自分なりの考え方を持つために、聖書が家族制度についてなんと教えているか、知りたいです。よろしくお願いします。
A:はじめに
(1)これは、非常に現代的で、重要なテーマです。
(2)内容が豊富なので、3回に分けてお答えします。
①家族制度の実際的意味(旧約聖書の教え)
②家族制度の実際的意味(新約聖書の教え)
③家族制度の神学的意味
1番目に、家族は、創造の秩序における基本的単位です。
(1)創世記1章28節で、神は、創造された男と女にこう命じておられます。
「生めよ。増えよ。地に満ちよ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、地の上を這うすべての生き物を支配せよ」
(2)創世記2章24節にはこうあります。
「それゆえ、男は父と母を離れ、その妻と結ばれ、ふたりは一体となるのである」
(3)男女が結婚して子を産み、家族となることが、神の計画です。
(4)家族は、健全な社会を維持するための最小単位です。
2番目に、神がノアやアブラハムと結ばれた契約の影響は、家族にまで及びます。
(1)創世記6章18節にはこうあります。
「しかし、わたしはあなたと契約を結ぶ。あなたは、息子たち、妻、それに息子たちの妻とともに箱舟に入りなさい」
(2)ノアだけでなく、妻、3人の息子、3人の嫁が、洪水から救われました。
(3)創世記12章5節にはこうあります。
「アブラムは、妻のサライと甥のロト、また自分たちが蓄えたすべての財産と、ハランで得た人たちを伴って、カナンの地に向かって出発した。こうして彼らはカナンの地に入った」
(4)アブラハム契約のしるしである割礼は、家族の中の男子全員に適用されました。
3番目に、十戒の中の二戒は、家族を守るためのものです。
(1)第5戒。「あなたの父と母を敬え」
(2)第7戒。「姦淫してはならない」
(3)神は、健全な家族の維持こそが社会の維持に不可欠であると考えておられます。
参考になる聖句
「生めよ。増えよ。地に満ちよ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、地の上を這うすべての生き物を支配せよ」
(創1:28)
家族は、健全な社会を維持するための最小単位です。
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