Q286 死海写本とはなんですか。

  • 2021.04.09
  • スピーカー 中川健一
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286 死海写本とはなんですか。

Q:先日、「およそ60年ぶりに新たな死海写本が発見された」というニュースを見ました。死海写本について教えてください。

A:写本というのは、原典の内容を羊皮紙やパピルスに書き写したものです。聖書の原典は失われていますが、膨大な写本群が残されています。学者たちは、それらを比較検討し、原典を回復する作業を行っています。現在、原典の99%以上が回復されていると言われています。このテーマに関して、いつものように3つ申し上げます。

1番目に、死海写本とは、イスラエルの死海のほとりで発見された写本群のことです。

死海写本は、死海のほとりにあるクムランの遺跡で発見されました。新約時代、ここには隠遁生活を送るエッセネ派の共同体が存在していました。彼らは、メシアの到来を待ち望みながら、写本の制作に打ち込んでいました。紀元68年、ローマ軍が攻め上ってくるのを知った彼らは、巻物を洞窟に隠しました。それが、乾燥した気候の中で、2000年間も保存されたのです。まさに奇跡です。

2番目に、最初に死海写本が発見されたのは、1947年です。

ベドウィン人の少年が、洞窟に迷い込んだ山羊を探しているときに、陶器の壺に入れられた羊皮紙の巻物を発見しました。この発見から10年の間に、複数の洞窟から、200巻もの写本と、数千にも及ぶ写本の断片が発見されました。イザヤ書は全巻の写本が出て来ました。それ以外の旧約聖書は、エステル記以外、すべてその一部が発見されました。特に有名なのが、第4洞窟です。そこから出て来たヘブル語、ギリシア語、アラム語の写本群は、前2世紀のものです。

 3番目に、今回発見された写本は、隠された時期も場所も異なります。

 今回の写本群は、バル・コクバ戦争(132~135年)の時の避難民の洞窟から発見されました。場所は、クムランより南のユダの山地と呼ばれる地域です。発見されたのは、ゼカリヤ書とナホム書の一部に当たる80枚の断片です。テクノロジーの発展により、今後さらに多くの写本が発見される可能性があります。

 死海写本は、イスラエル人にとっては自分たちの先祖がこの地に住んでいたことの証明となります。クリスチャンにとっては、自分たちが持っている聖書の信頼性を保証するものとなります。聖書は何よりも歴史の書でもあることを認識する人は、幸いです。

参考になる聖句


「『人はみな草のよう。その栄えはみな草の花のようだ。草はしおれ、花は散る。しかし、主のことばは永遠に立つ』とあるからです。これが、あなたがたに福音として宣べ伝えられたことばです

(1ペテ1:24~25)

死海写本は、聖書の信頼性を保証しています。

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