私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
Q269 聖霊のささやきと悪魔のささやきの見分け方を教えてください
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Q:聖霊のささやきと悪魔のささやきの違いがわかりません。というのも、聖霊は良きことを教えますが、悪魔のささやきも、いいことを言っているように聞こえます。どちらの場合も、心の中では、聖霊に満たされたような感覚になります。
A:質問者の方がクリスチャンであることを前提に、お話しします。聖霊の語りかけと悪魔の語りかけの違いについて、いつものように3つ申し上げます。
1番目に、神経質になる必要はありません。
イエス・キリストを救い主と信じた人の心には、聖霊が宿っておられます。これを「聖霊の内住」と言います。つまり、神さまと私たちの関係を遮断するものは何もないということです。私たちクリスチャンは自由の子とされましたので、おびえながら生きる必要はありません。神に感謝しながら、心に浮ぶ思いに従って日常生活を送ればよいのです。これが、クリスチャンの基本的な心構えです。
「この世」とは、悪魔が支配する世界のことですが、そこには神に敵対する価値観が宿ってます。ほとんどの人たちが、この世の価値観を当然のこととして受け取っています。1ヨハネ2:16は、「①肉の欲、②目の欲、③暮らし向きの自慢」の3つは、神からではなく、世から出るものだと教えています。クリスチャンであっても、この3つの誘惑に襲われます。しかし、日々神とともに歩んでいるなら、誘惑が来た時には異常に気づくはずです。その時は、自らの心を神の方向に向ければよいのです。
イエス・キリストを否定したり、神の栄光をけがしたりするような誘いがあった場合は、悪魔の攻撃だと考えて間違いないでしょう。その場合は、霊的戦いになります。先ず、自覚する罪はすべて告白し、イエス・キリストの血による清めを受けましょう。次に、ヤコブ4:7の教えを実行しましょう。「ですから、神に従い、悪魔に対抗しなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります」。キーワードは「神に従い」です。聖書を読み、そこに書かれていることを実行するのが、私たちの最大の武器です。その時、悪魔は逃げ去ります。
参考になる聖句
「ですから、神に従い、悪魔に対抗しなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります」
(ヤコブ4:7)
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