私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
Q256 精神疾患のある人は信仰を持てますか。
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こちらは、精神疾患の度合いによるところもありますが、今回の質問者様の場合は立派な質問文を送ってくださっています。
重度の方のケースにも回答で触れています。さっそくご覧ください。
Q:精神疾患を抱えている求道者です。精神疾患を抱えている方でも、信仰を持つ事は可能でしょうか。Q&A 3 分で取り上げてください。宜しくお願い致します。
A:ご自身が精神疾患を抱えておられるということですね。この質問について、
いつものように3つ申し上げます。
1 番目に、極度の精神疾患の場合は、信仰を持つのは難しいと思われます。
同じような質問に答えたことがあります。36番目の「物心つく前に亡くなる子どもや、知的ハンディを負った人は、救われるのでしょうか」を参考にしてください。そこで申し上げたことは、自らの罪の判断ができない年齢の子どもは、責任を問われないということです。つまり、子どもの時に亡くなった場合は、天に迎えられるだろうということです。極度の精神疾患の場合も、それと同じです。信仰を持つことはできないでしょうが、責任能力がないので、神の恵みによって天国に迎えられると思います。
2 番目に、軽度の精神疾患の場合は、信仰を持つことができると思われます。
質問者の方は、立派な文章を書いておられます。また、信仰の必要性を認識しておられます。この方の精神疾患の度合いは分かりませんが、少なくとも極度なものではないと言えるでしょう。この方には、福音を理解する力と、信仰の決心をする力は備わっていると思われます。つまり、救われる可能性が大いにあるということです。
3 番目に、どんな人でも同じ原則によって救われます。
聖書は、人は恵みと信仰によって救われると教えています。福音を信じたなら、その人は恵みによって救われます。福音の三要素とは、①キリストは私の罪のために死なれた、②死んで墓に葬られた、③三日目に復活された、ということです。このことを受け入れ、キリストに信頼を置いたなら、その人は救われます。
精神疾患を抱えての生活は大変だと思いますが、神を信頼して歩んでください。神の力は、弱い人を通して現れるからです。
参考になる聖句
「こうして、私たちは信仰によって義と認められたので、私たちの主イエス・キリストによって、神との平和を持っています」 (ロマ5:1)
精神疾患を抱えている人も、信仰を持つように招かれています。
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