中川健一の「結婚セミナー」-幸せな結婚生活をもたらす7つのポイント-

  • 2020.01.13
  • スピーカー 中川健一
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2020年1月13日

アウトライン
①結婚の定義
②結婚の目的
③妻の義務
④夫の義務
⑤男性と女性の違い
⑥話し合うべき課題
⑦聖書の中にある手本

このメッセージのアウトラインのURLは
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(PDFの一部だけを配布すること、編集すること、また、別の解説などを加えることは禁止します)
運営団体:ハーベスト・タイム・ミニストリーズ https://harvesttime.tv/

「結婚セミナー」
-幸せな結婚生活をもたらす7つのポイント-

 

はじめに
(1)未信者の結婚

 

(2)クリスチャンの結婚

①幸せの三角関係
②結婚の土台は神の主権
*創世記1:1
Gen 1:1 はじめに神が天と地を創造された。
*詩篇139:13
Psa 139:13 あなたこそ私の内臓を造り
母の胎の内で私を組み立てられた方です。
③クリスチャンの結婚観は聖書から出て来る。
*クリスチャン同士であっても、信仰の内容を確認する必要がある。
④この世は、聖書的結婚観を変更したいと思っている。

 

(3)アウトライン

①結婚の定義
②結婚の目的
③妻の義務
④夫の義務
⑤男性と女性の違い
⑥話し合うべき課題
⑦聖書の中にある手本

 

1.結婚の定義
(1)創2:18
Gen 2:18 また、神である【主】は言われた。「人がひとりでいるのは良くない。わたしは人のために、ふさわしい助け手を造ろう。」

①人がひとりでいるのは良くない。
②女性は、助け手として造られた。
*これは、傍にいる人、守る人、助ける人、という意味である。
③結婚の制度を作ったのは、神である。
④同性婚は、神の権威を否定し、人間の判断を神の位に置くものである。
⑤結婚とは、ひとりの男とひとりの女が、一体となるという契約関係入ることである。

 

2.結婚の目的
(1)創2:22~24
Gen 2:22 神である【主】は、人から取ったあばら骨を一人の女に造り上げ、人のところに連れて来られた。
Gen 2:23 人は言った。
「これこそ、ついに私の骨からの骨、
私の肉からの肉。
これを女と名づけよう。
男から取られたのだから。」
Gen 2:24 それゆえ、男は父と母を離れ、その妻と結ばれ、ふたりは一体となるのである。

①女は男の助け手として、男のあばら骨から造られた。
②男女が一体になることによって、子どもが生まれ、家族が形成される。
③「結ばれ」はヘブル語で「ダバク」、ギリシア語で「プロスコラオウ」(マタ19:5)。
*霊的結び(2コリ6:14)

2Co 6:14 不信者と、つり合わないくびきをともにしてはいけません。正義と不法に何の関わりがあるでしょう。光と闇に何の交わりがあるでしょう。

*感情的結び(雅8:6~7)

Son 8:6 封印のように、私をあなたの胸に、
封印のように、あなたの腕に押印してください。
愛は死のように強く、
ねたみはよみのように激しいからです。
その炎は火の炎、すさまじい炎です。

*意志的結び(マラ2:16)

Mal 2:16 「妻を憎んで離婚するなら、
──イスラエルの神、【主】は言われる──
暴虐がその者の衣をおおう。
──万軍の【主】は言われる。」
あなたがたは自分の霊に注意せよ。
裏切ってはならない。

*性的結び(創4:1)

Gen 4:1 人は、その妻エバを知った。彼女は身ごもってカインを産み、「私は、【主】によって一人の男子を得た」と言った。

④結婚関係は、地上生涯が続く限り存続する
(肉体が存在する限り一体である)。
⑤神が意図した結婚は、一夫一婦制である。
*結婚関係の外での男女の肉体関係は認められない。
⑥夫は家族を守るという責任を負い、妻は夫を助ける。
その結果、家族が栄える。
⑦祝された家族は、神の栄光の現れである。

 

(2)2コリ11:2
2Co 11:2 私は神の熱心をもって、あなたがたのことを熱心に思っています。私はあなたがたを清純な処女として、一人の夫キリストに献げるために婚約させたのですから。

①結婚は、キリストと教会の関係を反映させた「型」である。

 

3.妻の義務
(1)エペ5:22~24
Eph 5:22 妻たちよ。主に従うように、自分の夫に従いなさい。
Eph 5:23 キリストが教会のかしらであり、ご自分がそのからだの救い主であるように、夫は妻のかしらなのです。
Eph 5:24 教会がキリストに従うように、妻もすべてにおいて夫に従いなさい。

①従うとは、盲目的な服従ではない。
②神は権威に基づく秩序を確立された。
③父なる神-キリスト-夫―妻
④妻が夫に従うのは、神の秩序に従っていることである。
*妻が夫よりも劣っているからではない。
*父なる神とキリストの間にあるのは上下関係ではなく、信頼関係である。
⑤妻は、ひとりの男性に従うのであって、男性一般に従うのではない。
⑥妻が夫に従うのは、キリストを愛しているからである。
⑦夫の能力や資質は、服従の根拠にはなっていない。
⑧妻の手本になるのは、教会がキリストに従っている姿である。

 

4.夫の義務
(1)エペ5:25~30
Eph 5:25 夫たちよ。キリストが教会を愛し、教会のためにご自分を献げられたように、あなたがたも妻を愛しなさい。
Eph 5:26 キリストがそうされたのは、みことばにより、水の洗いをもって、教会をきよめて聖なるものとするためであり、
Eph 5:27 ご自分で、しみや、しわや、そのようなものが何一つない、聖なるもの、傷のないものとなった栄光の教会を、ご自分の前に立たせるためです。
Eph 5:28 同様に夫たちも、自分の妻を自分のからだのように愛さなければなりません。自分の妻を愛する人は自分自身を愛しているのです。
Eph 5:29 いまだかつて自分の身を憎んだ人はいません。むしろ、それを養い育てます。キリストも教会に対してそのようになさるのです。
Eph 5:30 私たちはキリストのからだの部分だからです。

①夫は妻の「かしら」である。「かしら」とは、権威を持っているという意味である。
②キリストが教会の「かしら」であるように、夫は妻の「かしら」である。
③夫は、キリストの愛(アガペの愛)をもって妻を愛するように命じられている。
*これは、人生の一大事業である。
④キリストの愛が、夫が見習うべき手本である。
⑤夫は、自分の妻を自分のからだのように愛さねばならない。
*それは、自分自身を愛することにつながる。

5.男性と女性の違い
(1)男性は、妻から評価されることを願う。

①妻は、夫を支配したいという無意識的支配欲があることを自覚する。
②妻は、言葉の管理に心を配り、肯定的な言葉を発する。
③仲違いした際の歩み寄りの言葉を受け入れる。

 

(2)女性は、夫から愛されていると感じたい。

①夫は、具体的な行動によって愛を表現する。
②継続して愛を表現する。

 

6.話し合うべき課題
(1)結婚生活のゴール

(2)実家との関係

(3)金銭管理

(4)家事・育児の分担

 

7.聖書の中にある手本
(1)アクラとプリスキラは、仲の良い夫婦である。

①使徒の働きでは、常に2人の名前がいっしょに出てくる。
②彼らは、良き人生のパートナーであり、神の国のための同労者である。
③時には、妻のプリスキラ名前が夫のアクラよりも先に出て来る。
④この夫婦の関係性が対等なものであったことがうかがえる。

 

(2)彼らは、献身的な夫婦である。

①コリントにおけるパウロの伝道を助けた。
②パウロは、書簡の中で彼らの名前を上げている。
*ロマ16:3~4
*1コリ16:19

 

(3)彼らは、状況に対応する柔軟さを持った夫婦である。

①必要に応じて住む場所を変えている。
②主のご用のためには、どこにでも行く覚悟が出来ていた。
③ローマからコリントへ、コリントからエペソへ、エペソからローマへと移動した。

 

(4)彼らは、謙遜な夫婦である。

①彼らは、アポロの足りない点を、公の場ではなく、個人的に指摘した。
②隣人を辱めないように配慮するのは、成長したクリスチャンのしるしである。
③この夫婦の信仰を手本として、自らの信仰生活を吟味するとよい。

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