私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
Q225 子どもも携挙されますか。
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携挙というのは、患難時代が来る前に地上の信者が信者が天に挙げられるというものです。
質問者さんには幼いお子さんがいるので、自分だけ携挙されたら?と心配になってしまったそう。
確かに、子供だけ残していくなんて考えただけで胸が張り裂けそう!さて、聖書にはなんと書いてあるでしょうか。
225 子どもも携挙されますか
Q : 携挙が起こると、クリスチャンは天に挙げられると聞きました。私には幼い子どもがふたりいますが、その子たちも携挙に与りますか。地上に残されるとなると、大変です。
A:第10回再臨待望聖会のテーマは「携挙」でした。預言的には、信者が天に挙げられる時が来ます。それを「携挙」と言います。質問された方は、再臨待望聖会に出席しておられました。この問いに関して、いつものように3つ申し上げます。
1 番目に、聖書は、子どもが携挙に与るかどうかについて沈黙しています。
従って、100パーセント間違いないという回答を出すことができません。それゆえ、聖書全体の教えと神のご性質を基に類推し、最善と思える答を出すしかありません。この質問は、「物心つく前に亡くなった子どもは救われるのか」という問いと深く関係しています。Q36で回答しましたので、参考にしてください。結論は、幼子は神の恵みよって救われるだろうということでした。
2 番目に、判断力のある年齢に達しているかどうかが、重要なポイントになります。
つまり、神を信じるか、神を拒否するかの意志決定ができる年齢に達しているかどうかが分かれ目になるということです。では、責任能力が問われる年齢とは、何歳なのでしょうか。通常は、ユダヤ教の伝統に基づいて13歳と言われます。これは、バール・ミツバという成人式を迎える年齢です。しかし、個人差がありますので、画一的に13歳というのは違うと思います。自己判断で神を信じるか拒否するかを決めることができる状態になれば、責任が問われる年齢に達したと考えられます。
3番目に、不信者の子どもであっても、携挙に与ると考えていいと思います。
再度言いますが、この回答は、聖書全体の教えから類推されるものです。従って、100パーセント正しいと主張することはできません。幼子の救いが、信仰とは無関係に神の恵みによって与えられるものであるなら、携挙に関しても、幼子は信仰とは無関係に天に挙げられると言っていいはずです。いずれにしても、神は愛と義によって最善を行われます。神が最善をなさることを信じて、平安をいただきましょう。
参考になる聖句
「神のなさることは、すべて時にかなって美しい。神はまた、人の心に永遠を与えられた。しかし人は、神が行われるみわざを、初めから終わりまで見きわめることができない」 (伝道者の書3:11)
神が最善をなさることを信じて、平安をいただきましょう。
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