私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
聖書は死についてなんと教えているか 前編
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ハーベスト月例会メッセージ
2002年9月
前編 (61分)
<イントロ>
Ⅰ.死後の救いについて
Ⅱ.聖書が教える死
1.死の意味
聖書は死についてなんと教えているか
イントロ
(1)1891 年、Charles Augustus Briggs,Union Theological Seminary (NY)
*真理の源:聖書、教会、理性
*旧約聖書の預言は成就しなかったばかりか、反対のことも起こっている。
*モーセの五書の著者がモーセであるかどうか疑問。
*イザヤ書の統一性
*救われないで死んだ人に第二のチャンス
*聖化は死で完成しない。
(2)1920 年、モダニスト(リベラル)対ファンダメンタリストの論争
*聖書の霊感
*処女降誕
*イエスの身代わりの死
*復活
*奇跡
(3)1940 年代、エキュメニカル運動
(4)第 2 バチカン公会議(1962~65)
(5)日本の福音派の中の「死後に救いはあるか?」という論争
*クリスチャンの死生観の変化の可能性
*礼拝や祈りの変質の可能性
*背水の陣で行ってきた伝道への影響
*聖書の読み方の変質(恣意的、主観的)
Ⅰ.死後の救いについて
1.陰府(シェオル)の理解
*ルカ 16:19~31「アブラハムのふところ」と「苦しみの場所」
*イエスの召天により「アブラハムのふところ」は天に上げられた。「パラダイス」
*最終状態は、聖なるエルサレムか地獄(ゲヘナ)である。
*陰府は「留置場」ではない。
2.ピリピ 2:10~11
3.黙示録 5:13
*ともに文脈上の問題がある。
*「地の下にあるもの」、「地の下のあらゆる造られたもの」とは陰府の死者か。
*仮にそうだとしても、礼拝をすることが救われていることを意味しない。
*最大の問題は、聖書釈義の原則を無視している点である。
4.Ⅰペテロ 3:19
*陰府に下ったと書かれていない。
*ノアを通してキリストが宣教したとも解釈できる。
*ここでも、聖書釈義の原則を無視している。
5.黙示録 20:12~15 白い御座のさばき
*数々の書物と、「いのちの書」
*キリストを信じないで死ぬと、「いのちの書」から名が消される。
*これは、「小羊のいのちの書」とは異なる。13:8、21:27
*裁きにも程度がある。
Ⅱ.聖書が教える死
1.死の意味
(1)分離
ルカ 16:19~31 三人とも意識がある。
すべてアダムから始まっている。
創造主との分離(霊的死)
肉体と魂の分離(肉体的死)
創造主との永遠の分離(第二の死)
最初の 2 つには解決の方法があるが、最後のものにはない。
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