私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
福音の奥義に生きる(3)
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基督聖協団 天城夏期聖会
1993年8月23~25日
イスラエルの位置づけを通して、福音を理解する。
中川健一が語るメッセージの原点!
【福音の奥義に生きる03】
I.アブラハム契約
1. 三つの要素
2. 無条件契約
3. イサク、ヤコブ、そして十二部族に引き継がれる
II.パレスチナ契約(申命記29,30章)ー土地の約束ー
III.ダビデ契約ー子孫の約束ー
IV.新しい契約ー祝福の約束
V.シナイ契約
VI.結論
その2「アブラハム契約から新しい契約まで」
Ⅰ.アブラハム契約(創世記12:1~3)
1.アブラハム契約の3つの要素
(1)土地の約束
(2)子孫の約束
(3)祝福の約束
2.アブラハム契約は無条件契約(創世記15:1~21)
(1)片面契約
(2)神の啓示
エジプトで400年間奴隷となる。
約束の地の確認(エジプトの川とはエル・アリシュ)
この領土の約束は一度も成就していない。
(3)千年王国を予表している。
3.アブラハム契約はイサク、ヤコブ、そして12部族に引き継がれる。
Ⅱ.パレスチナ契約(申命記29、30章)- 土地の約束 -
1.罪を犯した場合は、土地から追放される。
2.悔い改めた場合は、再びその土地に回復される。
3.イスラエルの民は、所有権を失ったことがない。
4.預言者の慰めの預言は、この契約をベースにしている。
5.千年王国を予表している。
Ⅲ.ダビデ契約-子孫の約束-
1.Ⅱサムエル記7:11~17(ソロモンへの約束)
2.Ⅰ歴代誌17:10~15(メシア預言)
Ⅳ.新しい契約-祝福の約束-
1.エレミヤ31:31~40(救いに関すること)
2.イスラエルの民全体との契約
3.心に書かれた律法
4.千年王国を予表
5.異邦人はアブラハム契約の霊的祝福に与る。
Ⅴ.シナイ契約
1.アブラハム契約を無効にするものではない(ガラテヤ3:17)
2.救いを与えるものではない。
3.神の民に方向性を与える。
4.キリストに導く養育係。
5.異邦人をアブラハム契約から隔てる。
結 論
1.イエスの十字架は、異邦人への救いをもたらした(エペソ2:11~22)
2.奥義とは、異邦人も共同の相続者となること(エペソ3:3~6)
3.では、イスラエルは今、何処にいるか。
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