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使徒の働き(45)―ピシデヤのアンテオケ―

  • 2019.01.21
  • 使徒の働き 13:13~22
  • スピーカー 中川健一
  • 東京定例会
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ピシデヤのアンテオケについて学ぶ。

「ピシデヤのアンテオケ」
使徒13:13~22

1.はじめに
(1)第一次伝道旅行(13:1~14:28)が始まった。
(2)訪問地(地図で確認)

①アンテオケ(使13:1~3)
②セルキヤ(使13:4)
③キプロス島のサラミス(使13:5)
④キプロス島のパポス(使13:6~12)
⑤パンフリヤのペルガ(使13:13)
⑥ピシデヤのアンテオケ(使13:14~52)

2.アウトライン
(5)パンフリヤのペルガ(使13:13)
(6)ピシデヤのアンテオケ(使13:14~52)

①会堂訪問(使13:14~15)
②ユダヤ人の歴史の回顧(使13:16~22)
③福音の提示(使13:23~37)
④決心への招き(使13:38~41)
⑤説教に対する反応(使13:42~52)

結論:イスラエルの民の歴史から学ぶ教訓

ピシデヤのアンテオケでの伝道について学ぶ。
Ⅴ.パンフリヤのペルガ(使13:13)
1.13節
Act13:13パウロの一行は、パポスから船出して、パンフリヤのペルガに渡った。ここでヨハネは一行から離れて、エルサレムに帰った。
(1)キプロス島での成功で励まされた一行は、小アジアに渡って行く。

①パポスから小アジアのペルガまでは、約290キロの船旅である。
②パウロがリーダーになっている。バルナバの謙遜が見える。

(2)ここでヨハネが離脱した。

①ルカはその理由を記していない。
②いくつかの理由が考えられる。
*リーダーシップがバルナバからパウロに移行したので、反発を覚えた。
*当初はキプロス島だけの予定であったが、小アジアが加わった。
*小アジアの山岳地帯を旅行することに対する恐れがあった。
*肉体的に疲労を覚えていた。
*異邦人伝道が過度に強調され始めた。
③しかし、パウロとバルナバは、そのまま先に進んだ。

Ⅵ.ピシデヤのアンテオケ(使13:14~52)
Ⅵ-1.会堂訪問(使13:14~15)
1.14節
Act13:14しかし彼らは、ペルガから進んでピシデヤのアンテオケに行き、安息日に会堂に入って席に着いた。
(1)ペルガからさらに約160キロ北に行くと、ピシデヤのアンテオケに着く。

①東西に延びるタウルス山脈を徒歩で横断した。
②非常に険しい地形で、盗賊が潜んでいた(洞窟が多く存在する)。
③ピシデヤのアンテオケは、海抜約1000メールに位置するローマの植民地。
④この町は、小アジアの東西の交易の中心地であった。
⑤この町には、大きなユダヤ人共同体があった。

(2)すでに確立した宣教の原則に従って、安息日に会堂を訪問した。

①先ずユダヤ人に、次に異邦人に。

2.15節
Act13:15律法と預言者の朗読があって後、会堂の管理者たちが、彼らのところに人をやってこう言わせた。「兄弟たち。あなたがたのうちどなたか、この人たちのために奨励のことばがあったら、どうぞお話しください。」
(1)会堂での礼拝順序

①礼拝を始めるための儀式的祈り
②「シェマー」
*「聞け、イスラエルよ。【主】は私たちの神。【主】はただひとりである」
*申6:4と民15:37~41から取られた祈り
③「アミダー」
*共同体の祈りで、「十八祈祷文」と言われる。
④その週に課された「トーラー」からの朗詠
⑤その週に課された「ハフタラー」(預言者)からの朗詠
*預言者とは、預言書と歴史書の一部(ヨシュア、士師、サムエル、列王記)
⑥短い奨励のメッセージ

(2)著名なゲストや巡回ラビが出席していた場合、奨励を依頼する習慣があった。

①これは、歓迎の意を表明するためである。
②また、同じラビの話によって、礼拝がマンネリ化しないためでもあろう。
③この日は、パウロとバルナバに依頼があった。
④それを受けて立ったのは、パウロであった。

Ⅵ-2.ユダヤ人の歴史の回顧(使13:16~22)
1.16節
Act13:16そこでパウロが立ち上がり、手を振りながら言った。/「イスラエルの人たち、ならびに神を恐れかしこむ方々。よく聞いてください。
(1)パウロは立って前方に進み、演壇に上って話し始めた。

①「手を振りながら」。パウロも典型的なユダヤ人の話し方をしていた。
②特に、2種類の聴衆に語りかけ、注意を喚起した。
*イスラエルの人たち(ユダヤ人)
*神を恐れかしこむ方々(神を恐れる異邦人)

(2)ルカはパウロの説教に多くのスペースを割いている。

①しかし、これはパウロの説教の一部であり、要約である。
②内容は、ステパノの裁判での説教に似ている。
③パウロは、ユダヤ人の歴史を要約し、回顧する。
④強調点は2点ある。
*神は、常にイスラエルを顧み、その必要に応えてこられた。
*しかしイスラエルは、それに感謝することなく、神に反抗してきた。

2.17節
Act13:17この民イスラエルの神は、私たちの父祖たちを選び、民がエジプトの地に滞在していた間にこれを強大にし、御腕を高く上げて、彼らをその地から導き出してくださいました。
(1)神は、その主権によって族長たちを選ばれた。

①神は、アブラハムを選び、そこから選びの民をお作りになった。
②神は、族長たち(アブラハム、イサク、ヤコブ)と無条件契約を結ばれた。
③無条件契約とは、アブラハム契約である。

(2)神は、エジプトの地において選びの民を巨大な民に育てられた。

①しかし彼らは、その地で奴隷となった。

(3)神は、選びの民をエジプトから導き出された。

①これは、無条件契約の約束の成就である。
②カナンの地は、選びの民に約束された地である。

3.18節
Act13:18そして約四十年間、荒野で彼らを耐え忍ばれました。
(1)しかし、イスラエルの民は神に感謝することなく、神に反抗し続けた。

①荒野で奇跡的に与えられたマナや水に感謝することはなかった。
②また、いつも神に対してつぶやいてばかりいた。

(2)民は、不信仰のゆえに荒野を40年間さ迷うことになった。

①民14:34

Num14:34あなたがたが、かの地を探った日数は四十日であった。その一日を一年と数えて、四十年の間あなたがたは自分の咎を負わなければならない。こうしてわたしへの反抗が何かを思い知ろう。

②出エジプトの世代は死に絶え、新しい世代の者たちがカナンの地に入った。
③この40年間は、神が忍耐された期間である。

4.19節
Act13:19それからカナンの地で、七つの民を滅ぼし、その地を相続財産として分配されました。これが、約四百五十年間のことです。
(1)裁きの期間が終わると、神はカナンの地をイスラエルの民に相続財産としてお与
えになった。

①これは、アブラハム契約の中の土地の約束の成就である。

(2)その際神は、その地に住んでいた7つの民を滅ぼされた。
①申7:1
Deu7:1あなたが、入って行って、所有しようとしている地に、あなたの神、【主】が、あなたを導き入れられるとき、主は、多くの異邦の民、すなわちヘテ人、ギルガシ人、エモリ人、カナン人、ペリジ人、ヒビ人、およびエブス人の、これらあなたよりも数多く、また強い七つの異邦の民を、あなたの前から追い払われる。

(3)約450年間

①これは概数である。
②エジプトに寄留した期間(400年)
③荒野を放浪した期間(40年間)
④カナンの地征服に要した期間(10年)

5.20~21節
Act13:20その後、預言者サムエルの時代までは、さばき人たちをお遣わしになりました。
Act13:21それから彼らが王をほしがったので、神はベニヤミン族の人、キスの子サウロを四十年間お与えになりました。
(1)神は、土地を与えた上に、神から任命を受けた士師たちを遣わされた。

①それでも民は満足しなかった。
②彼らは、他の国々のように王を欲しがった。

(2)神は、預言者サムエルに代わって王をお与えになった。

①ベニヤミン族の人、キスの子サウロが王となった。
②彼は、40年間イスラエルを統治した。
③しかし、サウロは深刻な罪を犯したので、その王朝は断ち切られた。
④1サム13:13~14

1Sa13:13サムエルはサウルに言った。「あなたは愚かなことをしたものだ。あなたの神、【主】が命じた命令を守らなかった。【主】は今、イスラエルにあなたの王国を永遠に確立されたであろうに。
1Sa13:14今は、あなたの王国は立たない。【主】はご自分の心にかなう人を求め、【主】はその人をご自分の民の君主に任命しておられる。あなたが、【主】の命じられたことを守らなかったからだ。」

6.22節
Act13:22それから、彼を退けて、ダビデを立てて王とされましたが、このダビデについてあかしして、こう言われました。『わたしはエッサイの子ダビデを見いだした。彼はわたしの心にかなった者で、わたしのこころを余すところなく実行する。』
(1)神は、サウルに代わってダビデを王としてお立てになった。

①神は、ダビデと無条件契約を結ばれた。これがダビデ契約である。
②2サム7:15~16

2Sa7:15しかし、わたしは、あなたの前からサウルを取り除いて、わたしの恵みをサウルから取り去ったが、わたしの恵みをそのように、彼から取り去ることはない。
2Sa7:16あなたの家とあなたの王国とは、わたしの前にとこしえまでも続き、あなたの王座はとこしえまでも堅く立つ。」

(2)ここで歴史の回顧は終わり、時代は1000年飛んで現代に至る。

①ダビデの子孫イエスの登場
②これ以降、福音の提示に入る

結論:イスラエルの民の歴史から学ぶ教訓
1.強調点は2点ある。
(1)神は、常にイスラエルを顧み、その必要に応えてこられた。
(2)しかしイスラエルは、それに感謝することなく、神に反抗してきた。

2.イスラエルを「私たち」という言葉に置き換えてみる。
(1)神は、常に私たちを顧み、その必要に応えてこられた。
(2)しかし私たちは、それに感謝することなく、神に反抗してきた。

3.神から受けた恵み
(1)神は、私のような者を選んでくださった。
(2)神は、私を無条件契約に招いてくださった(新しい契約)。
(3)神は、私を死の恐怖と罪の束縛から解放してくださった。
(4)神は、不信仰な私を忍耐深く導いてくださった。
(5)詩103:1~5
Psa103:1わがたましいよ。【主】をほめたたえよ。/私のうちにあるすべてのものよ。/聖なる御名をほめたたえよ。
Psa103:2わがたましいよ。【主】をほめたたえよ。/主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。
Psa103:3主は、あなたのすべての咎を赦し、/あなたのすべての病をいやし、
Psa103:4あなたのいのちを穴から贖い、/あなたに、恵みとあわれみとの冠をかぶらせ、
Psa103:5あなたの一生を良いもので満たされる。/あなたの若さは、鷲のように、新しくなる。

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