Q.134 “教会に行くべき理由は何ですか。2017年8月16日 “

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「私はキリストを信じていますが、教会に行くのは苦手です」という方からのご質問です。自分に合う教会がない、家族の理解がない、時間がない、など様々な事情で悩んでおられる方も多いかもしれません。

 

しかし聖書は、すべての信者が教会に属するように命じています。さてその理由とは・・・?

Q. 質問

Q:私はイエス・キリストを信じていますが、教会に行くのは苦手です。ひとりで聖書を読んでいるだけではだめですか。

A. 回答

A:聖書では、教会というのは建物のことではなく、イエス・キリストを信じた人々の集まりです。そして聖書は、すべての信者が教会に属するように命じています。聖書には、一匹狼のクリスチャンは出て来ません。教会に行くべき理由を、3つ申し上げます。

1番目に、初代教会の手本があるからです。

 使徒の働きを読むと、初期の信者たちは、定期的に集って、次のような活動をしていました。①使徒たちの教えに耳を傾けていた。②信者同士の交流によって、互いに励まし合っていた。③ともに、神に祈りを捧げていた。④パン裂き(聖餐式)を行なっていた。彼らの活動は、私たちが見習うべき手本です。

2番目に、信者は神の家族の一員となったからです。

 信者ひとりひとりが、父なる神を共通の「天の父」とする「神の家族」です。イエス・キリストは、いわば長兄です。教会では、お互いを「兄弟」「姉妹」と呼び交わしますが、それは、それぞれが神の家族の一員だからです。お互いが家族であるなら、愛し合い、励まし合い、戒め合うのは、当然のことです。そこには、地上の家族関係にも勝る喜びがあります。

3番目に、信者はキリストの「からだ」の一部とされたからです。

教会を比喩的に表現すると、それは「キリストのからだ」です。神は、教会を完成に向けて建て上げておられます。信者ひとりひとりがそのからだの一部であり、それぞれ異なった賜物が与えられています。目の役割の人もいれば、耳の役割の人もいます。手の役割、足の役割、口の役割など、それぞれ役割が異なります。自分に与えられた賜物を発揮するためには、教会に集う必要があります。ひとりで聖書を読んでいても、賜物の発揮にはつながりません。私たちは、教会という群れの中で、神を礼拝する喜び、愛する喜び、仕える喜びを体験します。それが、霊的成長をもたらすのです。

参考になる聖句

「そして、彼らは使徒たちの教えを堅く守り、交わりをし、パンを裂き、祈りをしていた」(使2:42)

教会出席は、実行してもしなくてもよいものではなく、神からの命令です。

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