Q.86 聖餐式は、指導者がいないとできないのですか。

このメッセージに感謝を贈る

この無料配信メッセージは、皆様の祈りと献金のサポートで成り立っています。
あなたの「ちょっとした感謝」を300円献金で贈ってみませんか?

ハーベスト・タイム・ミニストリーズへのサポーター献金はこちら

このメッセージでは...

聖餐式はキリストの最後の晩餐の時から始まったもので、十字架を記念するために行います。多くの教会でだいたい月に1度、小さなパンとぶどう酒が配られ、信仰のある人だけが参加します。さて今回は、その聖餐式を、信徒のみで(小さなグループや家庭礼拝など)または一人でやっても良いか?というご質問です。

 

さっそく見てみましょう。

Q. 質問

聖餐式は、牧師や長老が司式しないとできないのですか。信徒だけではどうですか。また、ひとりで聖餐式をすることは許されますか。

A. 回答

聖餐式は、キリストの十字架を記念するために行うものです。

いつものように3つ申し上げます。

 

1.基本は、教会での礼拝の中で、霊的指導者の導きによって行うものです。

(1)使徒の働きを読むと、使徒たちや長老たちが聖餐式を導いたことが分かります。

 

2.聖書は、教会外の場所で聖餐式を行うことを禁じてはいません。

(1)初代教会の時代は、教会と言えば家の教会しかありませんでした。

(2)形式よりも、実質が大事です。

(3)キリストの十字架上での贖いの死を記念するのが聖餐式です。

(4)それを理解して、敬虔な思いで行うなら、聖餐式は祝福となります。

 

3.聖書は、ひとりでの聖餐式を想定していません。

(1)聖餐式は、「愛餐」です。

(2)互いに交わり、よきものを分かち合うために聖餐式が与えられています。

(3)ひとりで聖餐式をしたいと思う状況自体が問題です。

(4)神の家族の一員となれるように祈りましょう。

参考になる聖句

「ですから、ひとりひとりが自分を吟味して、そのうえでパンを食べ、杯を飲みなさい」(1コリ11:28)

 

聖餐式は恵みの聖礼典です。

週間アクセスランキング

1
創造から新天新地へ

創造から新天新地へ(01)―24章でたどる神の救済史 序章

2

創造から新天新地へ(02)―24章でたどる神の救済史 1章 「世界の始まり」創世記1章

3
「現代のクリスチャンに必要なレンズ(1)」 聖書的世界観―時代をどう見るか―

2025年 ハーベスト秋期聖会「現代のクリスチャンに必要なレンズ(1)」聖書的世界観―時代をどう見るか―

4

ヨハネの福音書(62)「イエスとペテロの対話」ヨハ21:15~25

5

60分でわかる旧約聖書(8)「ルツ記」

6

Q474 あなたのために救い主が生まれた。

ハーベスト・タイムを応援する

ハーベスト・タイムの働きは、サポーターの皆様のお祈りと、献金により維持されております。
ぜひ、応援をよろしくお願いいたします。

ハーベスト・タイムのSNSでは、新着メッセージなどをお知らせしています。

聖書箇所の引用には新改訳聖書を使用しています。その他の場合は明記いたします。
聖書 新改訳2017(C)2017 新日本聖書刊行会 許諾番号4-2-856号
Copyright © Harvest Time Ministries, All Rights Reserved.