私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
Q.78 ホームレスについて
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このメッセージでは...
路上で暮らすホームレスの人たちも神様の計画にあってそうなったということですか?というご質問です。それは貧困の問題や、どうしようもない出来事の積み重ねの結果なのかもしれません。でも、試練のときこそ神を求めるチャンスです。何の不自由も無く、幸せなときには、人間は神を忘れてしまいがちです。
不幸で、どうしようもないピンチを希望に変えてくださる、それが私たちの神です。
Q. 質問
神様は一人ひとりに素晴らしい計画を与えたと聞きましたが、家をなくして路上で暮らすホームレスの人たちも神様の計画ということですか。
A. 回答
これは、神を否定するための質問なのか、真理を知るための質問なのか、どちらでしょうか。
後者であることを願いつつ、いつものように3つ申し上げます。
1.それは、神の計画ではない。
(1)人がホームレスになるには、いくつもの要因が重なっていると思います。
①この世には悪が存在します。
②自分ではどうすることもできない要因があります。
(2)と同時に、本人にも責任があります。
①責任転嫁の姿勢からは、積極的なものは生まれて来ません。
2.それは、神の計画と言えなくはない。
(1)神がそうなることを許容されたので、その状況が生まれたのです。
(2)神の御心には、積極的なものと消極的なものがあります。
(3)いかに状況が悲惨でも、神がその人を見捨てたということではありません。
3.それは、祝福に変わる可能性を宿している。
(1)試練の中で、人は自分を振り返り、なくてならぬものは何かを考え始めます。
(2)試練は、神様からの招待状だと言えます。
(3)実際に、そのようにして真の神に立ち帰った人が多くいます。
(4)今の決断が、将来の生活を作るのです。
参考になる聖句
「私の兄弟たち。さまざまな試練に会うときは、それをこの上もない喜びと思いなさい。信仰がためされると忍耐が生じるということを、あなたがたは知っているからです。その忍耐を完全に働かせなさい。そうすれば、あなたがたは、何一つ欠けたところのない、成長を遂げた、完全な者となります」(ヤコ1:2~4)
試練は、私たちを神に近づけます。
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