Q.63 復活祭のことを、なぜイースターと呼ぶのですか。 また、ウサギやイースターエッグに、どのような意味がありますか。

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日本でも最近、イースターがイベントとして人気になってきました。もとはキリストの復活を祝う日ですが、卵探しゲームやウサギの図柄のほうが一般に認知されているようです。その理由は・・・?

Q. 質問

復活祭のことを、なぜイースターと呼ぶのですか。また、ウサギやイースターエッグに、どのような意味がありますか。

A. 回答

新約聖書には、イエス・キリストが私たちの罪のために十字架で死なれ、墓に葬られ、3日目に復活されたことが、記されています。しかし、イースターという言葉は出てきません。

それを前提に、いつものように3つ申し上げます。

 

1.イースターという英語は、ゲルマン神話から出ています。

(1)春の女神の名前は、「エオストレ(Eostre)」です。

(2)この女神は、豊穣神です。

(3)ゲルマン人たちは、春分の頃に、春の到来を祝う祭りを行っていました。

(4)クリスチャンがこの名称を使用するかどうかは、各人が判断すればよいのです。

(5)異教の祭りが、聖書的に贖われたと考えることもできます。

 

2.ウサギやイースターエッグも、聖書とは無関係です。

(1)ウサギは多産の動物で、「エオストレ」の地上での象徴です。

(2)イースターエッグを運んでくるのがウサギです。

(3)卵もまた豊穣のシンボルです。

(4)16世紀から17世紀にかけて、カトリック教会がこの習慣を採用しました。

(5)イースターの祝いをより面白くするためにです。

 

3.聖書にない習慣を取り入れるかどうかは、慎重に考えた方がよいのです。

(1)復活祭の中心は、イエス・キリストの復活です。

(2)それを理解しつつ、ウサギやイースターエッグを単なるゲームとして利用するなら、問題はないと思われます。

(3)クリスチャンにとっては、毎日が復活祭です。

 

復活祭の中心は、イエス・キリストの復活です。

 

参考になる聖句

「私があなたがたに最もたいせつなこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。キリストは、聖書の示すとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、また、葬られたこと、また、聖書の示すとおりに、三日目によみがえられたこと、また、ケパに現れ、それから十二弟子に現れたことです」(1コリ15:3~5)

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