私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
Q.19 キリストの再臨の時期は分かるのですか?
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「再臨」って聞いた事ありますか? 十字架にかかったキリストは、3日目に復活し今も天で生きておられ、再度地上に来られるという聖書の教えです。今回の質問は、その「キリストが戻ってこられる時期がいつか、特定できますか」ということですね。この動画ではまず、キリストの再臨までに必ず起きるステップを解説しています。仮に「今日キリストが地上に来られるよ!」と聞いたら、あなたは嬉しいですか?焦りますか?
Q.19 キリストの再臨の時期は分かるのですか?
Q. 質問
最近ある方が、計算してキリストの再臨の時期が分かったと言っているのを聞きました。キリストの再臨の時期は分かるものなのでしょうか。
A. 回答
いつものように、3つ申し上げます。
1番目に、まず「再臨」の内容は、2つに分かれるということを理解しておいてください。
①携挙(空中再臨)
「携挙」があると、地上に生きている信者は、全て生きたまま天に上げられます。既にキリストにあって(キリストを信じて)死んでいる人は、死の状態から復活して天に上げられます。このことを「携挙」というのです。これを「空中再臨」と呼ぶこともあります。
②再臨(地上再臨)
「再臨」とは「地上再臨」のことで、キリストが栄光の姿で王として地上に戻って来られることを意味します。
これらを区別して、理解する必要があります。
2番目に、「携挙」の時は分かりません。しかし、「再臨」の時は将来予測可能となります。
「携挙」は、いつ起こるか分かりません。つまり、今日かもしれないのです。
「携挙」が起こってクリスチャンが地上から居なくなるということは、教会が無くなることを意味します。教会とは建物ではなく、キリストを信じる人々の群れです。その時、地上であることが起こります。反キリストと呼ばれるひとりの人物が登場し、イスラエルと7年間の契約を結びます。この契約締結が、患難時代の始まりとなります。そして、7年目の終わりに、キリストの「再臨」があるわけです。
ということは、「携挙」が起こって後、反キリストとイスラエルの契約が結ばれたら、それから7年で「地上再臨」があるという計算が成り立ちます。今はまだ、この計算はできません。
3番目に、以上のことを総合して「聖書の教えとは何か」ですが、聖書には、「再臨の時を予測せよ」との命令や勧めはありません。
もし再臨の時を計算することが聖書的であるなら、パウロ書簡やその他の書簡の中に、「再臨の時がいつか熱心に計算しなさい」という勧めがあるはずです。そのようなことは無いのです。むしろ、聖書の勧めは、「いつ再臨が来ても良いような生き方をするように」ということです。
ですから、クリスチャンは朝起きたときに、祈りの中で神様の声を聞くのです。
神様は、あなたにこう言われます。「Are you ready?」
その時私たちは、「Yes,we are!」と答えて、その日1日を歩んでいくのです。
これが、「再臨」を待ち望むクリスチャンの生き方です。
参考になる聖句
「また、私たちが命じたように、落ち着いた生活をすることを志し、自分の仕事に身を入れ、自分の手で働きなさい。外の人々に対してもりっぱにふるまうことができ、また乏しいことがないようにするためです」(テサロニケ人への手紙第一4:11〜12)
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