私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
再臨待望
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再臨待望
イントロダクション
(1)昨年の三月末をもってテレビ伝道を終了し、新しい歩みを開始した。
(2)「第一回ハーベスト再臨待望聖会」の祝福
①参加者数:三会場合計で1,700名以上
②ヘンドレン師は3回にわたって人類救済計画の全貌を語ってくださった。
(3)第二回ハーベスト「再臨待望聖会」
①沖縄(3月16日)
②大阪(3月18日)
③東京(3月21日)
(4)相互に関連した3つのテーマ
①日本のリバイバル、②ユダヤ人の救い、③メシアの再臨
(5)これは「三大祷告」として知られている。
(6)メッセージのアウトライン:3つの疑問
①再臨が事実だとするなら、なぜそれは遅れているのか?
②再臨の条件は何か?
③再臨を待ち望む生き方とはどのようなものか?
再臨に関する3つの疑問に答える。
Ⅰ.再臨が事実だとするなら、なぜそれは遅れているのか?
1.キリストの3つの役割
(1)預言者(初臨)
(2)祭司(現在)
(3)王(再臨)
2.再臨とは、キリストが栄光の王として地上に戻って来られるということ。
3.再臨を信じない人は、「なぜそれは遅れているのか」という疑問を呈する。
(1)このような批判は目新しいものではなく、使徒たちの時代からあった。
「キリストの来臨の約束はどこにあるのか。父祖たちが眠った時からこのかた、何事
も創造の初めからのままではないか」 (2ペテ3・4)
4.ペテロの答え
「主は、ある人たちがおそいと思っているように、その約束のことを遅らせておられるの
ではありません。かえって、あなたがたに対して忍耐深くあられるのであって、ひとりで
も滅びることを望まず、すべての人が悔い改めに進むことを望んでおられるのです」 (同
3・9)
(1)再臨が遅れているように見える理由は、神が忍耐深いお方だから。
(2)ひとりでも多くの人が救われるようにと願っておられるから。
(3)私たちには、自分に与えられた時間を生かす生き方が求められる。
Ⅱ.再臨の条件は何か?
1.イスラエルの民の回心が再臨の前提条件である。
(1)旧新約聖書から、それぞれ1箇所
2.(ゼカリヤ12・10)
「わたしは、ダビデの家とエルサレムの住民の上に、恵みと哀願の霊を注ぐ。彼らは、自分
たちが突き刺した者、わたしを仰ぎ見、ひとり子を失って嘆くように、その者のために嘆き、
初子を失って激しく泣くように、その者のために激しく泣く」
(1)ゼカリヤ書12章~14章は、ひとつのテーマを扱った預言の箇所である。
①イスラエルの民族的清め(13章)
②メシアの再臨(14章)
③メシア的王国の確立(14章)
(2)以上の3つが成就するための条件となるのが、ゼカリヤ12:10である。
①イスラエルの民がイエスをメシアとして受け入れることが、再臨の条件。
3.(マタイ23・37~39)
「ああ、エルサレム、エルサレム。預言者たちを殺し、自分に遣わされた人たちを石で打つ
者。わたしは、めんどりがひなを翼の下に集めるように、あなたの子らを幾たび集めよう
としたことか。それなのに、あなたがたはそれを好まなかった。見なさい。あなたがたの
家は荒れ果てたままに残される。あなたがたに告げます。『祝福あれ。主の御名によって
来られる方に』とあなたがたが言うときまで、あなたがたは今後決してわたしを見ること
はありません」
(1)この箇所でイエスは、3つのことを語っておられる。
①自分はイスラエルの民を救うために来た。
②しかし、彼らがそれを拒否したので、神殿は荒廃したまま(国は滅びたまま)
に捨て置かれる。
③しかし、イエスは再臨される。その条件は、イスラエルの民がイエスをメシア
として受け入れ、迎え入れることである。
(2)私の証し
①ユダヤ人伝道に関する興味
②第一次湾岸戦争(1990年)
③日本人一般にはユダヤ人やイスラム教徒に関する知識が欠如していた。
④反ユダヤ的書籍がベストセラーになるようなことが起こっていた。
⑤聖書的観点からユダヤ人のことを解説する必要性を感じた。
Ⅲ.再臨を待ち望む生き方とはどのようなものか?
1.この質問に対しても、ペテロは答えを用意している(2ペテ3・13~14)。
「しかし、私たちは、神の約束に従って、正義の住む新しい天と新しい地を待ち望んでい
ます。そういうわけで、愛する人たち。このようなことを待ち望んでいるあなたがたです
から、しみも傷もない者として、平安をもって御前に出られるように、励みなさい」
2.再臨を論じることの意味
(1)再臨を論じることは、今を生きるための力となる。
①初代教会の弟子たちにとっては、メシアの死、埋葬、復活、再臨は、福音の主
要な要素であった。
②再臨についてのメッセージが少ないのは、教会の危機でもある。
③(1テサ4・16~18)
「主は、号令と、御使いのかしらの声と、神のラッパの響きのうちに、ご自身天
から下って来られます。それからキリストにある死者が、まず初めによみがえり、
次に、生き残っている私たちが、たちまち彼らといっしょに雲の中に一挙に引き
上げられ、空中で主と会うのです。このようにして、私たちは、いつまでも主と
ともにいることになります。こういうわけですから、このことばをもって互いに
慰め合いなさい」
(2)再臨を論じることは、神の人類救済計画の全貌を理解することにつながる。
①創世記から黙示録に至る神の計画の全貌を理解する。
②歴史の流れの中に自分を位置づける。
③歴史的文脈のない信仰生活は、極めて場当たり的なものになる恐れがある。
(3)再臨を論じることは、日本のリバイバルとユダヤ人の救いのための祈りにつなが
る。
①日本のリバイバル、②ユダヤ人の救い、③メシアの再臨
②ユダヤ人の回心は、異邦人の時が満ちる時、つまり、異邦人の中の救われる人
の数が満ちる時に起こる。
③異邦人の救い(日本のリバイバル)→ユダヤ人の救い→メシアの再臨
④今は、救済史が最終段階を迎えた感動的な時代なのである。
結論
Ⅰ.復習
①臨が事実だとするなら、なぜそれは遅れているのか?
②再臨の条件は何か?
③再臨を待ち望む生き方とはどのようなものか?
Ⅱ.結語
恐るべき時
しかし、私たちの裁き主は、私たちを最も愛していてくださるお方である。
「愛には恐れがありません。全き愛は恐れを締め出します。なぜなら恐れには刑罰が
伴っているからです。恐れる者の愛は、全きものとなっていないのです」(1ヨハ 4:18)
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