私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
今の時代をどう生き抜くか
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このメッセージでは...
不安な時代にあって、魂の健康をどのように維持したらよいのかを学ぶ。
「今の時代をいかに生きるか」
Ⅱテモテ3:1~17
イントロ:
1.聖地旅行の体験
(1) 元旦をガリラヤ湖で。受洗者あり。
2.帰国後の体験
(1) 異常気象、憂うつ感、抑圧感
(2) パウロのテモテに対する警告
3.いかに生きるべきかを考える。
1. 外からの攻撃
2. 内にある問題
3. いかに対処すべきか
TS: いかに生きるべきかを考える
1.外からの攻撃
(1) この世とは、神に敵対する力、世界観、人間の集合体。サタンの支配下にある。
(2) 同時に、神の愛の対象でもある。
(3) 日本という国の骨組みが崩壊しつつある。
① 明治維新とそれ以降の価値観、目標。
② 戦後の価値観と、目標。
③ そして今、方向性が見えなくなっている。
④ 歴史の再評価。「自分たちはそれほど悪くなかったのだ」という動機。
⑤ 昨年の9月11日の総選挙の意味。小泉自民党がどんな法案でも通せる状態。
⑥ 国の形を論じないままで、憲法改正、天皇制が論じられている。
⑦ 価値観の平面化。勝ち組か負け組か。下流社会。
⑧ 日本語には、「矜持」という言葉があったが、それが死後になりつつある。
(4) アジア諸国による「歴史の見直し」。日本とは方向性が違う。
(5) 経済と人的交流がグローバル化している時代に、政治の鎖国状態は不幸である。
(6) この時代の危険性は、クリスチャンの世界観が侵食され、飲み込まれていくところにある。椅子取りゲームのように、「勝ち組」を目指して殺到する危険性。
2.内にある問題
(1) 「霊の戦い」の理解を巡る混乱
① どこまでが聖書的で、どこからが異教的なものか。
② クリスチャンも悪霊に憑かれるのか。
③ 占い師やスピリチャルカウンセラー(江原啓之)がテレビでもてはやされる時代。
例話: ハンク・ハネグラーフ著 『神の守りの御手』
① クレイで「主の祈り」を取り上げている。枝葉と幹を見分ける目のある人。
② 欧米の場合は、ギリシア神話の影響を受けた「霊の戦い」の理解。
(2) 体験ではなく、聖書から学ぶ必要がある。
3.いかに対処するか
(1) 外からの攻撃
①価値観が崩壊する理由は、居場所がなくなっているため。
②社会に影響を与えるために、意識して小さな共同体の中に居場所を見つける。
③この共同体は、聖書的価値観を共有する人々の集まりでなければならない。
④最終的には、自分ひとりでもキリストに聴き、従うという決意。
例話: アブラハムのDNA、キリストの弟子たちのDNAがそこにある。
例話: 私の人生の決断(献身、ハーベスト・タイムの開始、小説)
(2) 内なる戦い
①サタンや悪霊を過大評価してはならない。
②聖書から「霊の戦い」を理解する。
例話: ハネグラーフ師の結論:クリスチャンは悪霊に憑かれることはない。
③悪霊現象は、異教的理解を持ち込んだものである。
④と同時に、サタンや悪霊は現実に存在することも覚える。
* 「霊的戦い」の戦場は、私たちの体ではなく、魂である。
* それは、真理を巡る戦いである。サタンの武器は、ウソである。
* 彼らは人間よりもさらに知的存在で、神の真理を知っている。
⑤霊の戦いの最大の武器は、「真理の帯」(エペソ6:14)である。
* 悪霊のせいではなく、自分の罪であり弱さである。
* 悪霊の追い出しではなく、罪の告白とイエス・キリストへの信仰である。
* 即席の解放ではなく、自らの魂を日々キリストに献げてキリストの似姿に変えられていくプロセスである。
結論: 1.高く飛ぶために低くなれ。
2.広く社会に影響を与えるために狭くなれ。
3.より大きな成果を得るために時間をかけよ。
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