クリスチャンライフ、この麗しきもの（2）

イントロダクション

　　（1）3・11以降、日本の歴史は大きく変化した。

　　　　①大震災前からあった構造的問題の露呈

　　　　②自民対民主

　　　　③民主内での対立。対米志向（菅、前原）か、多面外交（小沢）か。

　　　　④官僚主導か、政治主導か。

　　（2）出井伸之（いでい・のぶゆき）　（例話）0905「日本という国のＯＳを入れ替えろ」

　　　　①最近、WINDOWS7にした。

　　　　②あるプログラムは、役立たなくなった。

　　（3）クリスチャンになるということは、人生のOSを変更すること。

　　（4）3回連続で、基本的なメッセージを語る。

　　　　①何を信じるのか。

　　　　②信じたらどうなるのか。

　　　　③将来何が起こるのか。

　　（5）前回のメッセージの確認

①福音（3つの要素）を受け入れ、イエス・キリストをそのような方として信頼する。

　　　　②それ以外のものを付加してはならない。

　　　　③付加したものを信じても、それは福音を信じたことにはならない。

　　　　④洗礼は、救われた後の行為である。

　　（6）きょうのメッセージのアウトライン

　　　　①聖霊のバプテスマ

　　　　②新生

③養子縁組

このメッセージは、クリスチャンライフが、麗しいものであることを学ぶためのものである。

Ⅰ． 聖霊のバプテスマ

　　1．1コリ12：13

「なぜなら、私たちはみな、ユダヤ人もギリシヤ人も、奴隷も自由人も、一つのからだと

なるように、一つの御霊によってバプテスマを受け、そしてすべての者が一つの御霊を飲

む者とされたからです」（1コリ12：13）

　　（1）聖霊のバプテスマは、使徒2章以降の聖霊の働きである。

　　　　①教会時代の聖徒が受ける祝福である。

　　　　②内住の聖霊も同じ祝福である。

　　　　③携挙以降は、聖霊のこの働きはなくなる。

　　（2）バプテスマの本来的意味は、一体化である。

　　　　①聖霊が信者を教会の一員としてくださる。

　　　　②信者はキリストと一体化する。

　　　　③これが、聖霊のバプテスマである。

2．一体化の内容

　　（1）信者は、キリストとともに死んだ。

①ガラ2：20

②コロ2：20

　　　　（2）信者は、キリストとともに葬られた。

①ロマ6：4

　　　　（3）信者は、キリストとともに生かされた。

①エペ2：5

②コロ3：1

（4）信者は、キリストとともに苦しむ。

①ロマ8：17

（5）信者は、キリストとともに栄化される。

①ロマ8：17

（6）信者は、キリストとともに共同相続人となる。

①ロマ8：17

Ⅱ. 新生

1．生まれ変わり（ボーン・アゲイン）

　　（1）ヨハ3：3、7

（2）1ペテ1：3、23

2．新生の本質

（1）信じた瞬間に起こる永遠の霊的命の原則の付与である。

（2）突然の変化である。

（3）信者と不信者の間に巨大な裂け目ができる。

（4）この変化の過程では、人は受身である。

　　①ヨハ3：8

②信じたなら、「新生させないでくれ」とは言えない。

（5）神秘である。

　　①ヨハ3：8

　　3．新生の結果

　　　　（1）新しい性質

①霊的事項に敏感な性質。神からの語りかけに敏感な性質

②2コリ5：17、ガラ6：15、エペ4：24

（2）霊的復活

①将来の肉体的復活の基となる。

②肉体の復活は携挙の時に起こるが、霊的にはすでに復活している。

③ヨハ5：25、ロマ6：13、エペ2：5

（3）新しい創造

　　①2コリ5：17、エペ2：10、4：24

（4）永遠の保証

①新生は元に戻すことのできない神の業である。

②ピリ1：6

Ⅲ．養子縁組

　　1．養子縁組は、新生の結果である。

　　2．聖霊を受けることと関係している。

（1）ロマ8：15～16

（2）ガラ4：6

　　3．養子縁組の結果

（1）信者は神の子とされた。

①ルカ11：11～13

（2）父と子の関係に入ったために、神からの訓練を受ける。

①ヘブ12：5～11

（3）大胆に神に近づくことができる。

①ヘブ4：14～16

（4）神の子の似姿に変えられていく。

（5）信者は相続人、キリストと共同相続人である。

①ロマ8：17、ガラ4：7

（6）恵みという領域の中に、自由という特権が働いている。

①ロマ8：14～15、ガラ4：6～7

結論：

（1）信じた瞬間、聖霊のバプテスマを受けている。

（2）信じた瞬間、新生している。

（3）信じた瞬間、神の子とされている。