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60分でわかる旧約聖書(16)ネヘミヤ記

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ネヘミヤ記を通して、聖書的リーダーシップについて考える。

60 分でわかる旧約聖書( 16 )「ネヘミヤ記」

1.はじめに

(1)書名と著者

①ネヘミヤ記は、著者ネヘミヤの名が付けられた書である。

*エズラ記は、神殿と霊的生活に焦点を合わせた書である。

*ネヘミヤ記は、城壁と日常生活に焦点を合わせた書である。

*聖書的人間観は、霊肉が合致したものである。

②ネヘミヤの人物像に関しては、ネヘミヤ記だけが唯一の情報源である。

*恐らくペルシヤで生まれたのであろう。

*ペルシヤ王アルタシャスタ1世(前5世紀)の献酌官であった。

*つまり、宮廷で仕える高官だったということである。

*知識、知恵、判断力、人格的な信頼性などを併せ持っていた。

 

(2)3人のリーダーたち

①ゼルバベル

*前538年、ゼルバベルに導かれて最初のグループが帰還した。

*多くの妨害の中で、神殿再建を果たした。前515年。

②エズラ

*80年後(前458年)、エズラに導かれて第2のグループが帰還した。

*民に律法を教え、霊的覚醒をもたらした。

③ネヘミヤ

*14年後(前444年)、ネヘミヤがエルサレムに帰還した。

*城壁を再建した。

*民の社会生活と経済生活を確立させた。

 

2.メッセージのアウトライン

Ⅰ.城壁の再建(1~6章)

1.準備(1~2章)

2.民の参加(3章)

3.種々の妨害(4~6章)

Ⅱ.民の生活の再建(7~13章)

1.民の登録(7章)

2.律法の朗読(8章)

3.罪の告白と契約の締結(9~13章)

 

結論:ネヘミヤのリーダーシップ

 

ネヘミヤ記を通して、聖書的リーダーシップについて考える。

Ⅰ.城壁の再建( 1 6 章)

1 .準備( 1 2 章)

(1)エルサレムの状況

①ユダから来たハナニという人物によって、エルサレムの惨状を知らされる。

②エルサレムの城壁はくずされ、その門は火で焼き払われたままである。

③帰還民たちの生活は困難を極め、回りの人たちのそしりを受けている。

④外敵の攻撃があれば、町を守ることができない状態にある。

 

(2)ネヘミヤの反応

①深い悲しみ

②断食をともなった数日に及ぶ祈り

③宮廷での快適な生活を拒否し、自らを帰還民の立場に置いた。

④祈りの内容(利己的なものではなく、神の業が前進するようにとの願い)

*神の偉大さを認め告白する。

*イスラエルの罪の告白(私と言い、私たちと言う)

*エルサレムに行く許可を王から得られるようにとの願い

 

(3)王の許可

①それから4ヵ月間、彼は沈黙していた。

②王から質問を受けたので、エルサレムへの一時帰還を申し出た。

③川向こうの総督たちへの手紙を得た。

④王に属する園の番人アサフへの手紙も得た。大量の材木を必要とした。

⑤王の許可が出たのは神の恵みのゆえであると告白している。

⑥およそ2ヶ月かけて、エルサレムに帰還した。

 

(4)夜間の城壁の調査

①現状認識が重要である。

②それを基に綿密な計画を立てる。

③それまでは、軽々しく計画を口にしてはならない。

④最後が、計画の発表である。

 

2 .民の参加( 3 章)

(1)彼は、各人に具体的な任務を割り当てました。

①「〇〇の次に」、「そのあとに」などの表現が28回も出てくる。

 

(2)それぞれの居住地に近い場所を仕事場とした。

①家に近いので、心情的なかかわりが深くなる。

②長距離を移動しなくてもいいので、時間の無駄が省ける。

③家族を守ろうとするので、容易に持ち場を放棄することがない。

④工事そのものが、家族全体が取り組むプロジェクトとなる。

 

(3)エルサレム郊外に住む者たちにも、仕事場が与えられた。

①エルサレムの住民が工事を行うのが難しいような場所が割り当てられた。

②職業別に仕事場が割り当てられることも行われた。

 

3 .種々の妨害( 4 6 章)

(1)妨害の内容

①あざけり

②暴力

③落胆

④恐れ

⑤利己的要求

⑥狡猾

⑦中傷

⑧脅迫

 

(2)城壁の完成

①城壁は52日で完成した。

②最初にエルサレムの惨状を知ってから、1年弱で城壁の修復工事が完了した。

③城壁が完成したという知らせは、ユダヤ人の敵たちを驚かせた。

④彼らは、背後にイスラエルの神がおられることを認めざるを得なかった。

 

Ⅱ.民の生活の再建( 7 13 章)

1 .民の登録( 7 章)

(1)人口調査

①この町を純粋なユダヤ人の血統の者たちによって満たそうとした。

②ゼルバベルや他の指導者たちとともに帰還した人たちの系図が発見された。

③エズ2章の系図が神殿に保管されていたのであろう。

 

(2)人々は、自分たちの先祖の地に住み着いた。

①ネヘミヤが意図したのは、エルサレムを本物のユダヤ人で満たすこと。

②霊的覚醒は、最も本質的な事項を整えることから始まる。

 

2 .律法の朗読( 8 章)

(1)城壁が完成すると、民はエズラから律法を学ぶことを渇望した。

①彼らは、自分たちの町々を出て、水の門の前の広場に集まって来た。

②第7の月の1日は、ラッパの祭りの日(レビ23:24、民29:1)。

③宗教的カレンダーでは新年に当たる。

 

(2)エズラが朗読する律法の書(モーセの五書)に老若男女が耳を傾けた。

①それが、夜明けから真昼まで続いた。

②聞いた人たちは、それを理解した。

③2週間後、忘れていた仮庵の祭りを実行した(ヨシュアの時代以来のもの)。

 

3 .罪の告白と契約の締結( 9 13 章)

(1)悔い改め

①仮庵の祭りは第7の月の22日に終わった。そして24日に、再度集まった。

②目的は、「自分たちの罪と、先祖の咎を告白」するためであった。

③悔い改めの表現として、いくつかの行為が上げられている。

*断食

*荒布

*頭に土をかける

④集ったユダヤ人たちは、全員が外国人の妻との離縁を実行した人たち。

⑤昼の間の約3時間、ユダヤ人たちは立ったままで律法の朗読を聞いた。

⑥次の3時間、彼らは自らの罪を告白し、【主】を礼拝した。

 

(2)ネヘ9:5~10:39は、古代中近東の宗主権契約の形式で書かれている。

①契約の前文(9:5~6)

②歴史の回顧(9:7~37)

③契約の承認(9:38~10:29)

④契約条項の確認(10:30~39)

 

(3)城壁の奉献式が行われた。

 

結論:ネヘミヤのリーダーシップ

1 )使命感

2 )優先順位

3 )達成可能なゴール

4 )祈り

5 )神の関与の確信

1.使命感を持っていた。

①エルサレムの城壁の修復は、町の防御を考えると緊急の課題であった。

②ネヘミヤは、それを達成するのが自分の使命だと確信した。

③自らの人生の文脈と、今置かれている地位や立場を考慮する必要がある。

 

2.優先順位を明確にした。

①リーダーが正しい優先順位を示すと、フォロワーは知恵と力を得る。

②自分ではなく、神を第一とするなら、日々の生活に新しい可能性が開けてくる。

 

3.理性的で達成可能なゴールを設定した。

①リーダーは、夢物語のようなゴールを設定してはならない。

②非現実的なゴールは、信仰的に聞こえるが、フォロワーを落胆させる。

③「人間の努力」の範囲でゴールを設定するのも間違いである。

④「人間の努力+信仰」で達成できそうなゴールがいい。

 

4.重要な局面で祈りを重視した。

①この項目は、聖書的リーダーシップの特徴である。

②「人間の努力+信仰」という原則が輝き出すチャンスである。

③ゴールが崇高なものであればあるほど、敵の妨害も激しくなる。

 

5.神がこの計画に関与しておられることを民に確信させた。

①試練の中でリーダーがなすべき最高の責務は、フォロワーを励ますことである。

②成功への方程式を語るよりも、神が関与しておられることを確信させる。

③フォロワーの心が変われば、行動が変わり、結果的に状況が変わる。

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