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出エジプト記(24)—イテロの到着—

  • 2010.05.31
  • 出エジプト18章:1〜12
  • スピーカー 中川健一
  • 東京定例会
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出エジ24 出エジプト記18章1節~12節

「イテロの到着」

1.文脈の確認

(1)レフィディムでの体験

  ①メリバの水

  ②アマレクとの戦い

  ③イテロとの出会い(激闘の後の静寂とでも言うべき風景)

*イテロの到着

*イテロの助言

  2.アウトライン

(1)イテロが旅をしてきた理由(18:1~6)

(2)イテロとモーセの会見(18:7~12)

  3.きょうのメッセージは、私たちに何を教えているか。

(1)不信仰の結果

(2)人材への投資

(3)家族伝道

このメッセージは、神からの訓練を受けるためのものである。

Ⅰ.イテロが旅をしてきた理由(18:1~6)

  
1.イテロという人物(1節)

(1)出2:18 レウエルは固有名詞。

  ①「神の友」という意味

  ②アブラハム→イサク→エサウ→レウエル(アブラハムのひ孫)

③母は、イシュマエルの娘でネバヨテの妹バセマテ(創36:4)。

(2)出18:1 イテロはタイトル。

  ①「卓越した」という意味

  ②ミデヤンには王はなく、祭司が首長であった。

(3)モーセのしゅうと

  ①出2:16~22 モーセは井戸のそばでレウエルの7人の娘たちを助けた。

  ②レウエルは、モーセを招いて食事をした。

  ③モーセは、思い切ってこの人といっしょに住むようにした。

  ④レウエルは、娘のチッポラをモーセに与えた。

(4)イテロの移動

  ①出エジプトの情報が彼に伝えられた。

  ②神がモーセと御民イスラエルのためになさったすべてのことを聞いた。

  2.イテロが連れて行った人々(2節~4節)

(1)モーセの家族

  ①妻のチッポラ

  ②長男のゲルショム

  ③次男のエリエゼル

*この名前はここで初めて登場する。

(2)家族が実家で待機していた理由

  ①出4:24~26

  ②エジプトへの途上、モーセは危篤状態に陥った。

③モーセが次男に割礼を施していなかったので、神が怒った。

  *神はアブラハム契約の条項に違反しているモーセを殺そうとされた。

*アブラハム契約の条項に違反したままでは、解放者の資格はない。

  ④妻のチッポラは、急いで弟に割礼を施した。

  ⑤その包皮をモーセの両足につけ、モーセを死から救った。

  ⑥モーセは家族を家に帰した。

*不信仰な家族は、神の計画にとって妨害となる。

  ⑦マタ19:29

  「また、わたしの名のために、家、兄弟、姉妹、父、母、子、あるいは畑を捨て

  た者はすべて、その幾倍もを受け、また永遠のいのちを受け継ぎます」

  ⑧マタ10:37

  「わたしよりも父や母を愛する者は、わたしにふさわしい者ではありません。ま

  た、わたしよりも息子や娘を愛する者は、わたしにふさわしい者ではありません」

*実際に憎むということではない。

*優先順位の問題である。

(3)長男ゲルショム

「そのひとりの名はゲルショムであった。それは『私は外国にいる寄留者だ』という

意味である」(新改訳)

「一人は、モーセが、『わたしは異国にいる寄留者だ』と言って、ゲルショムと名付

け、」(新共同訳)

  ①ゲルショムの意味は、「寄留者」「外国人」である。

  *ヘブル人は、誕生時の背景や状況を基に名前を付けることが多い。

②創46:11 「レビの子はゲルション、ケハテ、メラリ」

  *アロンとモーセは、レビ→ケハテ→アムラム→アロンとモーセとなる。

*モーセは、大伯父の名前を自分の長男に付けた。

③この命名は、モーセの信仰告白でもある。

  *ヘブ11:13

「これらの人々はみな、信仰の人々として死にました。約束のものを手に入

れることはありませんでしたが、はるかにそれを見て喜び迎え、地上では旅

人であり寄留者であることを告白していたのです」

    (4)次男エリエゼル

「もうひとりの名はエリエゼル。それは『私の父の神は私の助けであり、パロの剣か

ら私を救われた』という意味である」(新改訳)

「もう一人は、『わたしの父の神はわたしの助け、ファラオの剣からわたしを救われ

た』と言って、エリエゼルと名付けた」(新共同訳)

  ①エリエゼルの意味は、「神は助け手」である。

  ②殺人者モーセがエジプトを逃れた経緯を指す。

  ③エリエゼルという名前はここで初めて登場する。

  ④出4章でチッポラが急いで割礼を施した息子である。

  3.イテロの到着(5節~6節)

(1)燃える柴のシナイ山からおよそ1日半の距離か。

  ①モーセは、シナイ山まで羊を追って来ていた。

  ②老人にとってもさほどの距離ではない。

(2)イテロからモーセへの伝言

  ①アマレクとの戦いの後は、衛兵が配置されていたと思われる。

  ②モーセは、取り次ぎが必要なほど重要な人物となっている。

Ⅱ.イテロとモーセの会見(18:7~12)

  
1.モーセが示す敬意(7節)

(1)イテロはモーセの義父であり、ミデヤンの祭司である。

(2)当時のこの地方の習慣

  ①身をかがめ(おじぎをすること)

  ②口づけした。

  2.モーセの報告(8節)

(1)エジプトの偶像たちが裁かれたこと

(2)葦の海を渡ったこと

(3)荒野でのすべての困難と、そこからの救出劇

  3.イテロの喜び(9~11節)

(1)ともに喜んだ。

  ①ロマ12:15

  「喜ぶ者といっしょに喜び、泣く者といっしょに泣きなさい」

  ②人間関係を豊かにする秘訣

(2)告白

「【主】はほむべきかな。主はあなたがたをエジプトの手と、パロの手から救い出し、

この民をエジプトの支配から救い出されました」

「今こそ私は【主】があらゆる神々にまさって偉大であることを知りました。実に彼

らがこの民に対して不遜であったということにおいても」

  ①異邦人であるイテロが【主】(ヤハウェ)を称えている。

  ②彼は【主】に関する知識を持っていたが、今や体験的に【主】を知った。

  ③エジプトの偶像たちは、不遜であった。

  4.全焼のいけにえと食事(12節)

(1)祭司であるイテロは、全焼のいけにえを捧げた。

  ①モーセの律法が与えられる前の自然な行為

  ②将来の祭司アロンは、ここでは受動的な存在である。

(2)神の前での食事

  ①これは、契約の食事である。

  ②イテロは、契約の民イスラエルの共同体の一員となった。

*彼はマナを食べた。

  ③契約の食事の典型:新しい契約を結ぶ際の過越の食事

結論:このメッセージは、神からの訓練を受けるためのものである。

  1.不信仰の結果

(1)チッポラは4:25で登場し、次に出てくるのは、18:2である。

  ①割礼を嫌ったために、モーセが実家に送り返した。

(2)彼女が体験しそこなったこと

  ①エジプトに下った9つの災害

  ②エジプトに下った第10の災害と過越の食事

  ③葦の海が2つに分かれ、民がそこを通過した体験

  ④マラで水が甘く変った体験

  ⑤エリムでのオアシスの体験

  ⑥マナが降る体験(これ以降、彼女もそれを食べるようになる)

  ⑦アマレクに勝利した体験

  2.人材への投資

(1)イテロはモーセに投資したと言える。

  ①寄留者のモーセを家に招き入れ、そこに定住することを勧めた。

  ②娘のチッポラを嫁として与えた。

(2)投資の結果

  ①イテロにとっては、誇らしい結果となった。

②「モーセのしゅうとイテロ」という言葉の繰り返しがある。

*1、2、5、12(2回)、14、17

(3)よき奉仕者の背後には、その人に投資をした人がいる。

  ①ヨナタンとダビデ

  ②パウロとテモテ

(4)投資を受けた人には責任がともなう。

  ①良き実をつけること

  ②次世代への投資を行うこと

*モーセとヨシュアの関係

  3.家族伝道

(1)イテロの信仰告白

  ①多くの学者が、これを異邦人の救いの型と見る(先駆けと見ていいだろう)。

  ②エペ3:6

  「その奥義とは、福音により、キリスト・イエスにあって、異邦人もまた共同の

  相続者となり、ともに一つのからだに連なり、ともに約束にあずかる者となると

  いうことです」

  ③イザ2:2~3

  「終わりの日に、【主】の家の山は、山々の頂に堅く立ち、丘々よりもそびえ立

  ち、すべての国々がそこに流れて来る。多くの民が来て言う。『さあ、【主】の山、

  ヤコブの神の家に上ろう。主はご自分の道を、私たちに教えてくださる。私たち

  はその小道を歩もう』。それは、シオンからみおしえが出、エルサレムから【主】

  のことばが出るからだ」

(2)イテロの子どもたち

  ①民10:29 レウエルの子ホバブ

  ②士1:16 ケニ人の子孫(ミデヤン人)

  ③士4:11 ケニ人ヘベル

(3)モーセの存在が、家族を【主】に導いた。

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