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ローマ人への手紙(19)—義認の喜び(1)—

  • 2011.05.09
  • ローマ書5章:1〜11
  • スピーカー 中川健一
  • 東京定例会
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このメッセージでは...

義認を受けた者のその後の歩みを教える。
チャート「神の義の啓示」

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「義認の喜び(1)」

1.はじめに

  (1)ロマ5:1

「ですから、信仰によって義と認められた私たちは、」で始まる。

  ①私たちの今の状態(信仰によって義とされた)を確認しておく必要がある。

(2)ロマ5:1の最初の句は、ここまでの義認に関する議論のまとめである。

  ①有罪宣言(1:18~3:20)

    *ユダヤ人も異邦人も罪人である。人類の普遍的罪の証明がなされた。

②義の提供(3:21~26)

  *ユダヤ人にも異邦人にも、キリストを信じる信仰による義が提供された。

③義認と律法の関係(3:27~31)

  *ユダヤ人から来るであろう質問に答えた。

  *信仰による義と律法をいかに調和させるかという問題である。

*信仰は結果的に律法を確立する。

      ④アブラハムの例(4:1~25)

        *アブラハムは律法が与えられる前の時代に、信仰によって義とされた。

        *また、割礼を受ける前に義とされた(業による救いではない)。

    (3)きょうの箇所で、義認の後に何が起こるかという議論が展開される。

  ①過去の問題は、義認で解決した。

      ②将来に不安がある。さまざまな試練や苦難が待っている。

③しかし、将来の問題も、義認で解決する。

④義認の結果、信者に与えられた5つの祝福が列挙される。

2.メッセージのアウトライン

(1)神との平和(1節)

(2)恵みへのアクセス(利用する権利)(2節a)

(3)栄光の希望に関する誇り(2節b)

(4)今の時の忍耐心(3~10節)

(5)神に関する誇り(11節)

今回は、(1)~(3)を取り上げる。

次回は、(4)~(5)を取り上げる。

3.メッセージのゴール

  (1)義認を受けた者に与えられている位置

  (2)義認を受けた者に与えられている力

  (3)義認を受けた者に与えられている希望

このメッセージは、義認を受けた者のその後の歩みを教えるものである。

Ⅰ.神との平和(5:1)

1.1節

「ですから、信仰によって義と認められた私たちは、私たちの主イエス・キリストによっ

て、神との平和を持っています」

  (1)私たちの状態は、「信仰によって義と認められた」というものである。

  ①動詞の時制は、アオリストである。

    ②一度限りの行為であり、再度繰り返されることはない。決定的事実である。

    ③それゆえ、過去を振り返るのではなく、将来を見るのである。

(2)神との平和もまた、義認と同様に、イエス・キリストを通して与えられる。

    ①ロマ1:18

    「というのは、不義をもって真理をはばんでいる人々のあらゆる不敬虔と不正に

対して、神の怒りが天から啓示されているからです」

②ロマ5:1では、神との平和が語られている。

(例話)創33章のヤコブとエサウ

③神の怒りがイエス・キリストに注がれ、神は満足された。怒りが静められた。

④それゆえ、イエス・キリストを信じる者は、神との平和を得ている。

⑤神との平和は、最も重要な祝福である。

  2.感情的なものではなく、成就した真理である。

    (1)これは心に平安があるかどうかを論じているのではない。

      ①感情に頼る信仰生活の危険性

      ②聖書研究と神のことばに信頼することの重要性

    (2)「持っている」という動詞は、現在形である。

  ①これは、継続する動作や状態を表す時制である。

      ②義認はすでに起こった事実であり、神との平和は現在進行形の事実である。

    (3)神と私たちの間にあった敵意が取り去られた。

      ①先ず神が、罪人に対する態度を変化させた。

      ②次に罪人が、その事実に応答した。

      ③2コリ5:19~20

  「すなわち、神は、キリストにあって、この世をご自分と和解させ、違反行為の

  責めを人々に負わせないで、和解のことばを私たちにゆだねられたのです。こう

いうわけで、私たちはキリストの使節なのです。ちょうど神が私たちを通して懇

願しておられるようです。私たちは、キリストに代わって、あなたがたに願いま

す。神の和解を受け入れなさい」

Ⅱ.恵みへのアクセス(利用する権利)(2節a)

  1.2節a

  「このキリストのお陰で、今の恵みに信仰によって導き入れられ、」(新共同訳)

(1)キリストにあって、これが真理となっている(位置的真理)。

    ①動詞の時制は、完了形である。今も継続している事実である。

    (2)信者には、恵みへのアクセス(利用権)が与えられている。

  ①恵みへの道は、「オープン・ドア」の状態にある。

②義認が恵みにより成就したように、信者としての生活にも恵みが必要である。

③いかなる不安や試練も、恵みによって乗り越えることができる。

  2.ヘブ4:14~16

  「さて、私たちのためには、もろもろの天を通られた偉大な大祭司である神の子イエスが

おられるのですから、私たちの信仰の告白を堅く保とうではありませんか。私たちの大祭

司は、私たちの弱さに同情できない方ではありません。罪は犯されませんでしたが、すべ

ての点で、私たちと同じように、試みに会われたのです。ですから、私たちは、あわれみ

を受け、また恵みをいただいて、おりにかなった助けを受けるために、大胆に恵みの御座

に近づこうではありませんか」

(1)信仰から離れそうになっている人たちへの、励ましの言葉である。

  ①離れて行く理由は、恵みにアクセスしないからである。

(2)恵みとは、信者を祝福し、守り、支える超自然的な神の御手である。

①祝された生活の秘訣が、「恵み(カリス)」という言葉で表現されている。

②大切なのは、この恵みを自分のものとして受け取り、体験することである。

③日々恵みにより頼むことが、祝されたクリスチャン生活の鍵である。

(例話)母親にプレゼントを届ける娘

Ⅲ.栄光の希望に関する誇り(2節b)

  1.2節b

  「神の栄光にあずかる希望を誇りにしています」(新共同訳)

    (1)「カウカオマイ」という動詞は、「誇りとする」、次に「喜ぶ」という意味。

      ①ロマ2:17

「もし、あなたが自分をユダヤ人ととなえ、律法を持つことに安んじ、神を誇り、」

②ロマ2:23

「律法を誇りとしているあなたが、どうして律法に違反して、神を侮るのですか」

③ロマ5:2、3、11

新改訳はともに、「喜ぶ」と訳している。

    (2)クリスチャンの希望は、聖化の完成である。これを栄化という。

      ①恵みにより聖化され、恵みにより栄化される。

      ②霊的指導者の役割は、霊的幼子に「恵みへのアクセス」を教えることである。

    (3)ロマ8:17

    「もし子どもであるなら、相続人でもあります。私たちがキリストと、栄光をともに

受けるために苦難をともにしているなら、私たちは神の相続人であり、キリストとの

共同相続人であります」

①キリストと、栄光をともに受ける。

②そのために苦難をともにしている。

③「体の贖われることを待ち望んでいる」(8:23)

④「目に見える望みは、望みではありません」(ロマ8:24)

2.コロ3:4

「私たちのいのちであるキリストが現れると、そのときあなたがたも、キリストとともに、

栄光のうちに現れます」

  (1)自分が栄化されるだけでなく、神の栄光の中に入る。

結論:

  (1)義認を受けた者に与えられている位置

    ①神との平和

    ②人との平和ではない。

    ③すでに成就した真理(神との平和)を、実践によって体験して行く。

(2)義認を受けた者に与えられている力

  ①恵みへのアクセス

  ②真剣に神の恵みにより頼み、神の恵みを体験する。

(例話)ローマ時代の殉教者の死(火あぶりの刑)

(3)義認を受けた者に与えられている希望

  ①復活の希望

  ②死は、クリスチャンにとっては悲劇ではない。

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