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ローマ人への手紙(5)—ローマ教会との関係(1)—

  • 2011.01.10
  • ローマ書1章:8〜15
  • スピーカー 中川健一
  • 東京定例会
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パウロがローマ教会を訪問したいと思った理由を理解する。
チャート「神の義の啓示」

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「ローマ教会との関係(1)」

1.はじめに

  (1)パウロの自己紹介(1節)

  ①しもべ、キリスト・イエスの

  ②召された、使徒として

  ③選びだされた、神の福音のために

    (2)挿入句:福音の要約(2~6節)

①神が作者である。

②天地創造の前から計画されていた。

③御子に関することである。

  *復活により、イエスは神であることが証明された。

(3)ローマの信徒たち(宛先)へのあいさつ(7節)

    (4)きょうの箇所では、ローマ教会との関係が説明される。

  ①「心の絆」の構築

  ②今回は1:8~12までを扱う。

  2.メッセージのアウトライン

(1)感謝の人パウロ

(2)祈りの人パウロ

(3)使命の人パウロ

  3.メッセージのゴールは、パウロがローマ教会を訪問したいと思った理由を理解すること。

このメッセージは、
パウロがローマ教会を訪問したいと思った理由を理解するためのものである。

Ⅰ.感謝の人パウロ(8節)

  1.パウロはこの教会が存在していることを感謝している。

「まず第一に、あなたがたすべてのために、私はイエス・キリストによって私の神に感謝

します」

(1)イエス・キリストを通して

①イエス・キリストがこの教会を建てた。

②パウロの感謝も、イエス・キリストを通して。

    (2)この教会は、使徒たち(パウロも含む)の手によって建てられた教会ではない。

  ①ペンテコステの日にエルサレムに来ていたユダヤ人が伝道した。

  ②パリサイ派のユダヤ人から迫害を受けたメシアニック・ジューが伝道した。

  ③こういう教会が存在することは、驚きであり、感謝である。

  ④当時は、異邦人主体の教会になっていた。

  2.感謝の理由は、彼らの信仰が広く知られるようになっているからである。

  「それは、あなたがたの信仰が全世界に言い伝えられているからです」

(1)「全世界」とは、当時知られていた世界のこと。

  ①ユダヤ人信者にも異邦人信者にも

  ②教会に敵対的なユダヤ人にも異邦人にも

(2)しかも評判がいい。

  ①パウロが設立に関係したコリント教会のようではなかった。

  3.感謝を第一にする人生

(1)相手と「心の絆」を結ぶための手法

(2)パウロ自身の生き方の反映

  ①1コリでさえも、冒頭に「感謝」という言葉が出てくる。

Ⅱ.祈りの人パウロ(9~10節)

  1.彼は、この教会のために常に執りなしの祈りを捧げている。

  「私が御子の福音を宣べ伝えつつ霊をもって仕えている神があかししてくださることです

が、私はあなたがたのことを思わぬ時はなく、」

  (1)神を証人にしている。

  ①「霊をもって仕えている」

  ②「心から仕えている」(新共同訳)

  ③キリストの福音を宣べ伝えつつ

  (2)「私はあなたがたのことを思わぬ時はなく」

「わたしは、祈るときにはいつもあなたがたのことを思い起こし」(新共同訳)

①パウロはこの教会を訪問したことはないが、噂はよく聞いている。

②よい教会ではあるが、まだ欠けているものがあることを知っている。

③いつも祈っているので、訪問したくなった。

  2.彼は、自分の願いを神に申し上げている。

  「いつも祈りのたびごとに、神のみこころによって、何とかして、今度はついに道が開か

れて、あなたがたのところに行けるようにと願っています」

  (1)この祈りは、長い時間をかけた祈りである。

  (2)神の御心がなるようにという祈りである。

  ①使徒とは、神の代理人である(シャリアハ)。

  ②代理人なら、派遣者の意図通りに動かねばならない。

3.私たちへの教訓

  (1)クリスチャンの一体感

  ①初対面の人でも、クリスチャン同士ならすぐに親しくなる。

  ②会ったことがなくても、執りなしの祈りを捧げることができる。

Ⅲ.使命の人パウロ(11~12節)

  1.11節

  「私があなたがたに会いたいと切に望むのは、御霊の賜物をいくらかでもあなたがたに分

けて、あなたがたを強くしたいからです」

  (1)「御霊の賜物」とは、使徒職のことである。

    ①「御霊の賜物を分ける」とは、使徒職の行使のことである。

    ②「強くしたい」(ステイリゾウ)とは、確立すること、建て上げること。

  (2)使徒の役割は、教会の建て上げである。

  「こういうわけで、あなたがたは、もはや他国人でも寄留者でもなく、今は聖徒たち

と同じ国民であり、神の家族なのです。あなたがたは使徒と預言者という土台の上に

建てられており、キリスト・イエスご自身がその礎石です」(エペ2:19~20)

  ①使徒の役割は、教会の土台となること。

(3)パウロは、ローマ教会に欠けているものがあると感じていた。

①「あなたがたのところに行くときは、キリストの満ちあふれる祝福をもって行

くことと信じています。」(15:29)

  *「キリストの満ち溢れる祝福」という言葉に気持ちが込められている。

  ②「神は、わたしの福音すなわちイエス・キリストについての宣教によって、あ

なたがたを強めることがおできになります。この福音は、世々にわたって隠されてい

た、秘められた計画を啓示するものです」(ロマ16:25 新共同訳)

  *「わたしの福音」という言葉に着目。

  *他の使徒たちにではなく、特にパウロに啓示された真理がある。

  *パウロはその真理をローマ教会に伝えようとした。

  2.12節

  「というよりも、あなたがたの間にいて、あなたがたと私との互いの信仰によって、とも

に励ましを受けたいのです」

  (1)謙遜なパウロ

    ①自分がローマ教会の信徒たちよりも上だという印象を与えないようにしている。

    ②彼らの信仰や体験からも学びたいと願っている。

  (2)クリスチャンは、互いの信仰から学び合い、励まし合うことができる。

    ①支配ではなく、相互に仕え合うことこそ、キリストの教会の特徴である。

結論:
メッセージのゴールは、パウロがローマ教会を訪問したいと思った理由を理解すること。

  1.「私の福音」

    (1)パウロ書簡の中に3度出てくる。


  ①ロマ2:16、16:25、2テモ2:8


(2)使徒たちは同じ福音を伝えたが、特にパウロに啓示されていた真理がある。


  ①それを教えることによって、ローマ教会が不足している点を満たそうとした。

  2.特にパウロに与えられた2つの啓示

(1)奥義

「その奥義とは、福音により、キリスト・イエスにあって、異邦人もまた共同の相続

者となり、ともに一つのからだに連なり、ともに約束にあずかる者となるということ

です」(エペ3:6)

    ①教会そのものはなく、ユダヤ人と異邦人がひとりの人になることが奥義である。

②パウロは、ローマ教会の中にあったユダヤ人信者と異邦人信者の壁を取り除こ

うとした。

    (2)位置的真理(positional truth)

    「このように、あなたがたも、自分は罪に対しては死んだ者であり、神に対してはキ

リスト・イエスにあって生きた者だと、思いなさい」(ロマ6:11)

「罪から来る報酬は死です。しかし、神の下さる賜物は、私たちの主キリスト・イエ

スにある永遠のいのちです」(ロマ6:23)

    ①パウロは、テクニカルターム(専門用語)として前置詞を使っている。


    ②「in Christ」「in Jesus」「in Jesus Christ」「in Christ Jesus」「in Him」


  「in whom」などがある。


  ③キリストを信じた人は、神との関係に置いて新しい位置に置かれたのである。

  3.ロマ書の現代的意味

    (1)メシアニック・ジュー運動と異邦人教会の関係

    (2)儒教的キリスト教からの解放

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