ヨハネの黙示録(33)—ハレルヤの声と小羊の婚姻—

  • 2017.05.01
  • 黙示録19章:1〜10
  • スピーカー 中川健一
  • 東京定例会
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再臨の前に起こることがらについて学ぶ。

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「ハレルヤの声と小羊の婚姻」

黙19:1~10

1.はじめに

(1)これまでの復習

  ①大患難時代の前半の3年半を扱っているのは、6~9章。

②挿入箇所(物語の進展はない)は、10~14章。

③大患難時代の後半の3年半を扱っているのは、15~16章。

④前半の3年半の再記述は、17章。

⑤後半の3年半の再記述は、18章。

⑥再臨は、19章。

*キリストの再臨は、黙19:11以降に出てくる。

*默19:1~10は、その前に起こるいくつかのことがらである。

    (2)ハレルヤという言葉は、新約聖書には4回しか出てこない。

      ①すべてこの箇所に出てくる。

      ②ハレルヤは、罪人の裁き、聖徒の救いに関連して出てくる言葉である

      ③黙19:1~6を、新約聖書のハレルヤコーラスと呼ぶ人もいる。

  2.アウトライン


    (1)天における大群衆の賛美(1~3節)

    (2)24人の長老と4つの生き物の礼拝(4~5節)

    (3)小羊の婚姻(6~8節)

    (4)小羊の婚宴(9~10節)

3.結論

  (1)小羊の婚宴とユダヤ式結婚の関係

再臨の前に起こることがらについて学ぶ。

Ⅰ.天における大群衆の賛美(1~3節)

  
1.1~2節


Rev 19:1 この後、私は、天に大群衆の大きい声のようなものが、こう言うのを聞いた。/「ハレルヤ。救い、栄光、力は、われらの神のもの。


Rev 19:2
神のさばきは真実で、正しいからである。神は不品行によって地を汚した大淫婦をさばき、ご自分のしもべたちの血の報復を彼女にされたからである。」

    
(1)「この後」

      
①大バビロンの崩壊後のことである。

②キリストの再臨前のことである。

③その間に、いくつかのことが起こる。

    (2)天で大群衆が神の栄光をたたえている。

      ①第1のハレルヤ

      ②大バビロンが滅ぼされた。

        *これは、宗教的大バビロンである。

        *大バビロンは、多くの聖徒たちの血を流した。

      ③大バビロンの滅びは、神による報復である。

      ④黙6:10

Rev 6:10 彼らは大声で叫んで言った。「聖なる、真実な主よ。いつまでさばきを行わず、地に住む者に私たちの血の復讐をなさらないのですか。」

        *殉教者たちの祈りが聞かれた。

  2.3節

Rev 19:3 彼らは再び言った。「ハレルヤ。彼女の煙は永遠に立ち上る。」

    
(1)大群衆が、再び声を上げた。

      ①これは、経済的・政治的大バビロンに関する宣言である。

②大バビロンは、神の正義によって滅ぼされた。

    (2)「ハレルヤ。彼女の煙は永遠に立ち上る。」

      
①第2のハレルヤ

②この煙は、大バビロンが焼かれる煙である。

      ③大バビロンの滅びは永遠であることを示している。

      ④神の敵は、永遠に滅ぼされる。

Ⅱ.24人の長老と4つの生き物の礼拝(4~5節)

  
1.4節


Rev 19:4 すると、二十四人の長老と四つの生き物はひれ伏し、御座についておられる神を拝んで、「アーメン。ハレルヤ」と言った。

    (1)「二十四人の長老と四つの生き物」

      ①黙4:9~10

Rev 4:9 また、これらの生き物が、永遠に生きておられる、御座に着いている方に、栄光、誉れ、感謝をささげるとき、

Rev 4:10 二十四人の長老は御座に着いている方の御前にひれ伏して、永遠に生きておられる方を拝み、自分の冠を御座の前に投げ出して言った。

      ②これは、7つの封印を開く前の天の様子である。

      ③4つの生き物は、セラフィムである。

      ④24人の長老は、携挙された教会である。

      ⑤彼らは、神を礼拝した。

      ⑥これが第3のハレルヤである。

      ⑦彼らは、天から大患難時代の様子を目撃していた。

  2.5節


Rev 19:5
また、御座から声が出て言った。/「すべての、神のしもべたち。小さい者も大きい者も、神を恐れかしこむ者たちよ。われらの神を賛美せよ。」

    (1)この声は、天使の声である。

      ①すべての人を礼拝へと招いている。

      ②小さい者も大きい者も、神を恐れかしこむ者は、神を賛美せよと招かれている。

        *賛美し続けよという命令である。

Ⅲ.小羊の婚姻(6~8節)

  
1.6節


Rev 19:6
また、私は大群衆の声、大水の音、激しい雷鳴のようなものが、こう言うのを聞いた。/「ハレルヤ。万物の支配者である、われらの神である主は王となられた。

    (1)大群衆の声は、大滝の音のように、激しい雷鳴のように響いた。

      ①これが、第4のハレルヤである。小羊の婚姻を喜ぶハレルヤである。

      ②「ハレルヤ、全能者であり、わたしたちの神である主が王となられた」

(新共同訳)

      ③全能者(the Almighty)は、黙示録ではよく出てくる神のタイトルである。

    (2)訳文の比較

      ①「万物の支配者である、われらの神である主は王となられた」(新改訳)

      ②「全能者であり、わたしたちの神である主が王となられた」(新共同訳)

      ③「全能者にして主なるわれらの神は、王なる支配者であられる」(口語訳)

      ④「全能の主、われらの神は統治(すべし)らすなり」(文語訳)

    (3)神は常に主権者であり、全能者である。

      ①これは、黙示録の主旋律である。

②その事実が、より明らかになろうとしている。

      ③御心が天になるごとく、地でもなろうとしている。

      ④神の統治は、千年王国の形を取るようになる。

        *キリストは、エルサレムから、ダビデの王座に就いて統治される。

        *ダビデ契約の成就である(2サム7:12~13)。

  2.7節

Rev 19:7 私たちは喜び楽しみ、神をほめたたえよう。小羊の婚姻の時が来て、花嫁はその用意ができたのだから。

    (1)天にいる人たちは、喜び楽しみ、神をほめたたえる。

      ①小羊の婚姻が近いからであある。

    (2)「花嫁はその用意ができたのだから」

      ①キリストと教会の関係が、結婚にたとえられる。

      ②花婿とは、小羊である。

      ③花嫁とは、教会である。

        *キリストを信じた人は、その瞬間に花嫁の一部となる。

  3.8節

Rev 19:8 花嫁は、光り輝く、きよい麻布の衣を着ることを許された。その麻布とは、聖徒たちの正しい行いである。」

    
(1)「花嫁は、光り輝く、きよい麻布の衣を着ることを許された」

      
①婚姻は、キリストの御座の裁きの後で行われる。

      ②きよい麻布を着ることを許された。

    (2)聖徒たちは、神の栄光を反映させている。

      ①罪はすべて処理された。

      ②復活の体は、罪とは無関係の栄光の体である。

    (3)「その麻布とは、聖徒たちの正しい行いである」

      ①「行い」は複数形である。

      ②これは、信仰による義のことではない。

      ③義とされた者が、神の恵みによって為した正しい行いである。

Ⅳ.小羊の婚宴(9~10節)

  
1.9節


Rev 19:9 御使いは私に「小羊の婚宴に招かれた者は幸いだ、と書きなさい」と言い、また、「これは神の真実のことばです」と言った。

    (1)小羊の婚宴が行われる。

      ①これは、千年王国が設立される前に地上で行われる。

      ②この箇所では、招待客は招かれているだけで、婚宴はまだ始まっていない。

    (2)招待客とは誰か。

      ①ペンテコステの前に救われたすべての信者たち

        *聖霊降臨によって教会が誕生する前に信じた信者たちである。

        *彼らは、復活の体を持って千年王国に入る。

        *バプテスマのヨハネもこの中に入っている。

          ・「花婿の友人」(ヨハ3:27~30)

      ②大患難時代に殉教の死を遂げた聖徒たち

        *彼らもまた、復活の体を持って千年王国に入る。

    (3)「これは神の真実のことばです」

      
①神が語られたことばは、すべで成就する。

  2.10節


Rev 19:10
そこで、私は彼を拝もうとして、その足もとにひれ伏した。すると、彼は私に言った。「いけません。私は、あなたや、イエスのあかしを堅く保っているあなたの兄弟たちと同じしもべです。神を拝みなさい。イエスのあかしは預言の霊です。」

    
(1)ヨハネは、栄光に富んだ天使を拝もうとした。

      ①天使は、それを禁じた。

      ②天使もまた、神に仕えるしもべである。

      ③礼拝されるべきお方は、神だけである。

    (2)「イエスのあかしは預言の霊です」

      
①聖書にある預言は、イエスを証しするものである。

      ②その預言を与えたのは、聖霊である。

      ③今も聖霊は、キリストを証しするために働いておられる。

結論:

  1.小羊の婚宴とユダヤ式結婚の関係

      *キリストと教会の関係が、ユダヤ式結婚(4段階ある)にたとえられる。

    (1)婚約の段階

      ①花婿の父が花嫁に花嫁料を支払って婚約が成立する。

      ②婚約は、花婿と花嫁がまだ子どもの時に行われることが多い。

      ③婚姻までは何年もかかかる。

      ④最低でも1年の期間は置く。

      ⑤花婿と花嫁が婚姻の席で初めて顔を合わせることも、珍しくはない。

      ⑥クリスチャンは、キリストとの婚約段階にある。

        *イエス・キリストの血潮が支払われている。

    (2)花婿が花嫁を迎えに行く段階

      ①時期を決めるのは、花婿の父親である。

      ②この段階は、携挙に当たる。

        *住む場所の用意ができたら、キリストは迎えに来て下さる。

        *1テサ4:13~18

        *ヨハ14:1~3

      ③花婿キリストは、それがいつなのか知らない。父だけが知っている。

      ④使1:6~7


Act 1:6 そこで、彼らは、いっしょに集まったとき、イエスにこう尋ねた。「主よ。今こそ、イスラエルのために国を再興してくださるのですか。」


Act 1:7
イエスは言われた。「いつとか、どんなときとかいうことは、あなたがたは知らなくてもよいのです。それは、父がご自分の権威をもってお定めになっています。

    (3)婚姻の段階

      ①花嫁は、きよめの儀式を行う。

      ②式に出席するのは、家族や親戚だけである。少人数の出席者。

      ③教会は、きよめの儀式を通過している。

      ④黙19:7~8

Rev 19:7 私たちは喜び楽しみ、神をほめたたえよう。小羊の婚姻の時が来て、花嫁はその用意ができたのだから。

Rev 19:8 花嫁は、光り輝く、きよい麻布の衣を着ることを許された。その麻布とは、聖徒たちの正しい行いである。」

      ⑤教会は、キリストの御座の裁きを終えている。

        *1コリ3:10~15

        *信者になってからの生活が、火によって試される。

        *本物だけが残る。それが、「聖徒たちの正しい行い」である。

    (4)婚宴の段階

      ①大勢の客を招いて、7日間続く。

      ②この聖書箇所では、招待状が出されただけで、婚宴はまだ行われていない。

      ③次に起こるのは、キリストの地上再臨である。

      ④携挙と地上再臨が同じものではないことは、明らかである。

      ⑤婚約者との結婚を楽しみに待つ生活が、クリスチャン生活である。

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