メシアの生涯(205)—復活(3)—

  • 2016.07.04
  • マタイ28章:11〜15
  • スピーカー 中川健一
  • 東京定例会
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番兵たちの報告から、イエスの復活の真実性を確認してみる。

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「復活(3)」

マタ28:11~15

1.はじめに

  (1)文脈の確認

    ①週の初めの日(日曜日)に、イエスは復活された。

    ②1回目の現れ:マグダラのマリアに対して

    ③2回目の現れ:女たちに対して

    ④聖書は、復活のイエスの出現を10回記録している。

    *復活の当日(日曜日)に5回

    *それ以降の40日間に5回

    (2)復活のイエスの顕現

      ①マグダラのマリアに(マコ16:9~11)

      ②女たちに(マタ28:8~10)

      ③エマオ途上の2人の弟子たちに(ルカ24:13~32)

      ④ペテロに(ルカ24:34)

      ⑤トマスを除いた使徒たちに(ヨハ20:19~25)

      ⑥トマスを含めた使徒たちに(ヨハ20:26~31)

      ⑦ガリラヤ湖畔で7人の弟子たちに(ヨハ21章)

      ⑧500人以上の信者たちに(1コリ15:7)

      ⑨ヤコブに(1コリ15:7)

      ⑩オリーブ山で使徒たちに(使1:3~12)

(3)今回は、2回目と3回目の現れの間に起きた出来事を見てみる。

    (4)A.T.ロバートソンの調和表

      §175 番兵たちの報告

          マタ28:11~15

2.アウトライン

  (1)番兵たちの報告(11節)

  (2)祭司長たちの陰謀(12~14節)

  (3)陰謀の結果(15節)

  3.結論:イエスの復活を否定する種々の説

    (1)女たちは墓を間違えた。

    (2)イエスは仮死状態から目覚めた。

    (3)弟子たちが死体を盗んだ。

    (4)弟子たちは幻を見た。

番兵たちの報告から、イエスの復活の真実性を確認してみる。

Ⅰ.番兵たちの報告(11節)

Mat 28:11 女たちが行き着かないうちに、もう、数人の番兵が都に来て、起こった事を全部、祭司長たちに報告した。

  
1.女たちはイエスに出会った。

    (1)これが2回目の現れであった。

      ①彼女たちは、使徒たちに報告するために走った。

      ②彼女たちが町に入る前に、番兵たちの方が先に町に着いた。

  2.番兵たちはすぐに行動を起こした。

    (1)番兵たちは、天使を見て恐ろしさの余り、死人のようになった(マタ28:4)。

      ①しばらくして、彼らは正常な状態に戻った。

      ②彼らはすぐに行動を起こした。

    (2)彼らには、起こったことを報告する義務があった。

      ①もし総督ピラトに正直に報告したら、死刑になることが分かっている。

      ②墓の見張りは、命がけの任務であった。

      ③その実例が、使12:18~19にある。

Act 12:18 さて、朝になると、ペテロはどうなったのかと、兵士たちの間に大騒ぎが起こった。

Act 12:19
ヘロデは彼を捜したが見つけることができないので、番兵たちを取り調べ、彼らを処刑するように命じ、そして、ユダヤからカイザリヤに下って行って、そこに滞在した。

    (2)彼らが向かった先は、総督ピラトではなく、祭司長たちであった。

      ①彼らは、祭司長たちの要請で墓に封印をしたことを知っていた。

      ②祭司長たちなら、何とかしてくれるのではないかという期待があった。

    (3)彼らは、起こったことを全部報告した。

      ①大地震が起こった。

      ②光り輝く天使が墓石を動かし、その上に座った。

      ③墓は空になり、亜麻布と頭に巻く布だけが残された。

      ④自分たちの意識は正常で、一連の出来事をすべて目撃した。

      ⑤これをどう説明していいか分からない。

      ⑥自分たちには責任はない。

      ⑦ひとつ言えるのは、イエスの死体が消えたということである。

Ⅱ.祭司長たちの陰謀(12~14節)

  
1.協議(12節a)

Mat 28:12a そこで、祭司長たちは民の長老たちとともに集まって協議し、

    
  ①サンヘドリンが、緊急に非公式の会議を開いたということである。

      ②死体が消えたという知らせは、困った結果をもたらすであろう。

      ③ローマ兵という第3者からの報告なので、より一層説得力がある。

  
2.買収(12b~13節)

Mat 28:12b 兵士たちに多額の金を与えて、


Mat 28:13 こう言った。「『夜、私たちが眠っている間に、弟子たちがやって来て、イエスを盗んで行った』と言うのだ。

    
(1)かつて、偽りの証言を得るためにイスカリオテのユダを買収したことがある。

      ①今回は、偽りの証言を得るために番兵たちを買収した。

    (2)番兵たちは、上司に偽りの報告をするように助言された。

「夜、私たちが眠っている間に、弟子たちがやって来て、イエスを盗んで行った」

  
3.責任保証(14節)


Mat 28:14 もし、このことが総督の耳に入っても、私たちがうまく説得して、あなたがたには心配をかけないようにするから。」

    
(1)祭司長たちは、この報告がピラトの耳に入ったら大事件になることを知っていた。

      ①そこで、自分たちが介入するからと約束し、番兵たちを安心させた。

    (2)うまく説得するとは、賄賂を贈って見逃してもらうようにするということである。

      ①ピラトが賄賂に弱い人物であることは、よく知られていた。

Ⅲ.陰謀の結果(15節)


Mat 28:15 そこで、彼らは金をもらって、指図されたとおりにした。それで、この話が広くユダヤ人の間に広まって今日に及んでいる。

  
1.番兵たちは同意して、指図されたとおりにした。

      ①多額の金が手に入る。

      ②安全も保障されている。

      ③上官に真実を報告するよりも、はるかに得策である。

  2.「この話が広くユダヤ人の間に広まって今日に及んでいる」

      ①マタイがこの福音書を執筆した時点で、この話がユダヤ人の間に広まっていた。

      ②今日でも、ユダヤ人の多くがこの話を信じている。

  3.ユダヤ人の指導者たちが復活の事実を拒否したことの意味

      ①彼らは、番兵たちの証言内容を否定しなかった。

      ②しかし、超自然的な要素をすべて無視し、事実を曲げることによって空の墓を

合理的に説明しようとした。

③これは、「ヨナのしるし」の拒否である。

④第1の「ヨナのしるし」は、ラザロの復活であった。

⑤第2の「ヨナのしるし」は、イエスの復活である。

⑥第3の「ヨナのしるし」は、大患難時代のふたりの証人の復活である(黙11章)。

結論:イエスの復活を否定する種々の説

  1.女たちは墓を間違えた。

    (1)金曜日の夕方に見た墓を、日曜日の朝に見間違えることはあり得ない。

    (2)アリマタヤのヨセフの墓は、個人所有の園の中にある唯一の墓であった。

    (3)ペテロやヨハネまで間違ったというのか。

    (4)天使まで間違った墓の上に降りたというのか。

  2.イエスは仮死状態から目覚めた。

    (1)墓の中で目を覚ました人が、内側から墓石を取り除けることは不可能である。

    (2)目を覚ましたとして、亜麻布をどのようにしてほどくのか。

    (3)ヨハネは、イエスは確実に死んだと記録している(水と血が流れ出た)。

  3.弟子たちが死体を盗んだ。

    (1)ユダヤ人たちは、四方に使者を派遣して、偽りの知らせをばらまいた。

      ①殉教者ユスティノスの報告

    (2)ではなぜ弟子たちは、嘘のために殉教の死を選んだのか。

      ①人は、嘘のために死ぬことはできない。

  4.弟子たちは幻を見た。

    (1)後の時代に、思慮深いユダヤ人たちが考え出した説である。

    (2)悲しみの余り、イエスの幻を見たのであるが、それを本物だと誤解した。

    (3)復活のイエスは、異なった状況の中で、さまざまな人たちに10回も現れた。

 

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