Q489 最初の人は中性だったのですか。

  • 2026.03.12
  • スピーカー 中川健一
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489 最初の人は中性だったのか

Q:「最初に創造された人間は中性で、エバが造られたときに男女に分化した」という教えを聞きました。これは聖書的ですか。

はじめに

聖書は、自分が読みたいようにではなく、字義どおりに読むべき書です。聖書を確認すれば、この教えが間違いであることはすぐに分かります。

このテーマについて、いつものように3つ申し上げます。

1番目に、創世記1章27節を見てみましょう。

「神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして人を創造し、男と女に彼らを創造された。」

(1)「人(アダム)」は集合的概念です。

(2)同時に「男と女」として創造されたと宣言されています。

(3)この節は、「性差は創造の本質に属する」ことを示しています。

(4)性差は、後から偶発的に生じたものではありません。

2番目に、創世記2章の記述を見てみましょう。

(1)創世記2章では、順序が詳述されます。

(2)まず「アダム」が創造され、その後、エバが造られます。

(3)アダムが「中性存在だった」とはどこにも書かれていません。

(4)「これを女と名づけよう。男から取られたのだから。」

(5)男=イーシュ、女=イッシャー

(6)このことば遊びは、すでにアダムが男性として存在していたことを前提にしています。

3番目に、この説の起源はどこかを考えてみましょう。

(1)一部のユダヤ神秘主義(カバラ)

(2)ギリシア哲学(プラトンの『饗宴』)

(3)グノーシス思想

(4)『饗宴』では、人間は元々球体の両性存在で、神によって分割されたという神話が語られます。

性差は、創造の秩序の一部です。

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