私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
Q473 信仰が後退した人は、滅びますか。
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473 信仰が後退した人は、滅びるのか?
Q:以前は熱心に教会に通っていた友人が、今は教会から離れてしまいました。あの友人は、地獄に行くのでしょうか。彼のために、どう祈ればいいのでしょうか。
はじめに
この質問には、愛と真理の両方が必要です。聖書は、この問題について3つの可能性を示唆しています。順番に見ていきましょう。
1番目に、最初から救われていなかった可能性があります。
(1)「教会に通っていた」という事実と、「救われている」ことは同じではありません。
(2)洗礼を受けたから救われているとは限りません。
(3)イエス・キリストを救い主として信じたかどうかが重要です。
(4)この場合の祈りはこうです。
「主よ、どうか彼が本当の救いに導かれますように。イエス・キリストを個人的な救い主として信じる信仰を与えてください。」
2番目に、救われているが、信仰が後退している可能性があります。
(1)クリスチャンであっても、誘惑、失望、傷、忙しさ、人間関係の問題など、さまざまな理由で信仰が冷えてしまうことがあります。
(2)もしその人が本当にイエスを信じて救われていたなら、その救いは失われません。
(3)神は約束を破られない方であり、一度救われた者を見捨てることはありません。
(4)では、信仰が後退したまま人生を終えるとどうなるのでしょうか?
(5)聖書は、「裁き」はありませんが、「報奨」は失われると教えています。
(6)この場合の祈りはこうです。
「主よ、彼の信仰を回復してください。あなたとの関係がもう一度新しくされ、礼拝とみことばと祈りの生活へと導かれますように。」
3番目に、どちらか分からない場合は、「救いに至る信仰」のために祈りましょう。
(1)多くの場合、私たちは人の心の内側を完全には知ることができません。
(2)その場合、どのように祈ったら良いでしょうか。
(3)「救いに至る信仰が与えられるように祈る」ことです。
(4)すでに救われていたなら、その祈りは「信仰の回復」として応えられるでしょう。
神は一人一人を愛しておられ、誰も滅びることを望んでおられません。




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