私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
Q460 永遠の世界に時間はありますか。
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460 永遠の世界に時間はあるか?
Q:永遠の世界というのは、「時間の存在しない世界」なのかなと、最近自分なりに思っているのですが、聖書の中に答えはあるのでしょうか。
はじめに
興味深い質問をいただきました。聖書の観点から、時間と永遠について考えてみましょう。いつものように3つ申し上げます。
1番目に、時間は被造世界の一部です。
(1)聖書の冒頭は、「はじめに神が天と地を創造された」(創世記1:1)。
(2)この「はじめに(ベレシート)」が、時間の始まりを示しています。
(3)時間は神に属する性質ではなく、被造物に与えられた枠組みです。
(4)神ご自身は「永遠の昔から永遠の未来まで」おられる方です(詩篇90:2参照)。
2番目に、永遠の世界には質の異なる「時間」が存在します。
(1)新天新地では「夜がない」(黙示録22:5)=昼と夜という周期が消えます。
(2)しかし、「時が一切ない」わけではありません。
(3)黙示録22:2では「毎月、実がなり」=ある種の順序や継続が存在します。
(4)従って、現在のような時間ではないが、「変化」や「継続」がある世界。
(5)永遠の世界には、私たちの知る時間とは異なる「神的な時間構造」があります。
3番目に、永遠の世界とは神とともに住む世界です。
(1)永遠とは「時間がない」ことではなく、「神との交わりが完成された状態」。
(2)黙示録21:3「見よ、神の幕屋が人々とともにある」
(3)「永遠」とは神の臨在の中で満ち足りて生きる状態です。
(4)永遠の世界は「時間がない世界」ではなく、「時間に支配されない神との世界」。
(5)私たちもそこに招かれています。
イエス・キリストを信じる人は、永遠のいのちを得ています。
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