私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
Q430 クリスチャンでも鬱になりますか。
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430 クリスチャンでも鬱になるか
Q:息子が鬱で苦しんでいます。クリスチャンでも鬱になりますか。良くなる方法は。
A:はじめに
はい、クリスチャンでも鬱になることがあります。信仰があっても、肉体の病にかかることがあるのと同じです。このテーマに関して、いつものように3つ申し上げます。
1番目に、聖書には鬱や絶望を経験した信仰者の例があります。
(1)エリヤの例(1列王19:4)
「主よ、もう十分です。私のいのちを取ってください」
(2)ヨブの例(ヨブ記3章)
①彼は、自分の苦しみを嘆き、生まれてこなかったほうがよかったとさえ思いました。
(3)ダビデの例(詩篇42:6)
「わがたましいよ、なぜおまえはうなだれているのか。私のうちで思い乱れているのか」
2番目に、鬱の原因にはさまざまなものがあります。
(1)霊的要因
①罪の影響で心身のバランスが崩れ、精神的な病気を引き起こすことがあります。
②悪霊の攻撃も無視できません。
(2)心理的要因
①人間関係や仕事、経済的な問題、家庭環境などから来るストレスがあります。
②過去の辛い経験や虐待がトラウマとなり、鬱を引き起こすことがあります。
(3)身体的要因
①脳の化学的不均衡(セロトニン、ドーパミンなど)が鬱を引き起こす場合があります。
②ホルモンバランスの乱れが鬱を引き起こすことがあります。
3番目に、鬱から解放される道があります。
(1)エリヤに対する助言(1列19章)
①食事をすること。
②休息を取ること。
③同労者エリシャと協力すること。
(2)私たちへの適用
①生活のリズムを回復することで、摂理的癒しを体験する。
②隣人の助けを求める(信仰の共同体、専門家)。
③鬱の人にストレスを与えない。
鬱もまた、地上生活の一部です。
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