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Q429 ダビデが神殿を建設できなかった理由はなんですか。
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429 ダビデが神殿を建設できなかった理由は
Q:ダビデは神の宮を建てることを願いましたが、それは叶いませんでした。なぜですか。
A:はじめに
ダビデが神殿を建設できなかった理由は、サムエル記第二7章と歴代誌第一22章に記されています。それを基に、このテーマに関して、いつものように3つ申し上げます。
1番目に、ダビデは戦士でした。
(1)ダビデの功績は、統一王国を確立したことでした。
(2)そのため彼は、多くの戦争を戦い抜き、「血を多く流した人」となりました。
(3)平和の象徴である神殿の建設は、血を流した人が関わるべき事業ではありません。
(4)その役割は、ダビデの息子ソロモンに託されました。
(5)ソロモンの治世は、平和と繁栄に満ちていました。
2番目に、ダビデ契約は、ソロモンによる神殿建設を命じました。
(1)サムエル記第二7章にダビデ契約が記録されています。
(2)ダビデは、神殿建設を願いました。
(3)神はナタンを通して、「あなたではなく、あなたの身から出る世継ぎの子が建てる」
とお告げになりました。
(4)神殿を建設するのは、「平和の人」ソロモンです。
(5)ダビデ契約には、永遠の王国をダビデの子孫が興すという約束が含まれています。
3番目に、神の主権による計画が成就しました。
(1)ダビデの役割は、統一王国を確立することでした。
(2)ソロモンの役割は、平和な国を維持し、神殿を建設することでした。
(3)人間の計画よりも神の主権に基づく計画が優先されます。
(4)ダビデもソロモンも、永遠の御国建設のために計画に貢献したのです。
(5)ここには、クリスチャンへの教訓があります。
神は、人それぞれに異なる役割を与えておられます。
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