Q428 「この世」とはなんですか。

  • 2025.01.02
  • スピーカー 中川健一
このメッセージに感謝を贈る

この無料配信メッセージは、皆様の祈りと献金のサポートで成り立っています。
あなたの「ちょっとした感謝」を300円献金で贈ってみませんか?

ハーベスト・タイム・ミニストリーズへのサポーター献金はこちら

このメッセージでは...

428 「この世」とは

Q:聖書を読んでいると、「この世」ということばが出てきます。それは、私たちが使用する「この世」とは意味が異なりますか。

A:はじめに

 聖書では、「この世」ということばは、テクニカルターム(専門用語)です。このテーマに関して、いつものように3つ申し上げます。

1番目に、「この世」は、神の救済計画の対象です(ヨハ3:16)。

(1)この世は、堕落し神に敵対しています。

(2)それゆえ、この世は神の救いを必要としています。

(3)神は、そのひとり子を賜うほどに世(人類)を愛されました。

(4)神は、この世を救おうとしておられます。

2番目に、「この世」は、サタンが支配する領域です(2コリ4:4)。

(1)サタンは「この世の神」と呼ばれています。

 「彼ら(滅び行く人々)の場合は、この世の神が、信じない者たちの思いを暗くし、神の

かたちであるキリストの栄光に関わる福音の光を、輝かせないようにしているのです」

(2)日本にクリスチャンが少ない理由の1つは、サタンの暗躍です。

(3)クリスチャンは、この世に生きながら、この世のものではありません。

3番目に、「この世」は、やがて過ぎ去ります。

(1)この世が過ぎ去ると、来たるべき世が到来します。

(2)メシアの再臨、千年王国、新天新地が成就します。

(3)この世と対比されるのは、神の完全な支配です。

(4)信者には、「この世と調子を合わせてはいけない」(ロマ12:2)という命令が与え

られています。

(5)この世の価値観が自分の信仰にどのような影響を与えているか、黙想しましょう。

 永遠になくならないもののために労する人は、幸いです。

週間アクセスランキング

1

創造から新天新地へ(03)―24章でたどる神の救済史 2章 「人類の堕落と救い主の約束」創世記3章

2
「現代のクリスチャンに必要な3つのレンズ(2)」 聖書的歴史観―歴史をどう読むか―

ハーベスト冬期聖会「現代のクリスチャンに必要な3つのレンズ(2)」聖書的歴史観―歴史をどう読むか―

3

創造から新天新地へ(02)―24章でたどる神の救済史 1章 「世界の始まり」創世記1章

4

創造から新天新地へ(04)―24章でたどる神の救済史 3章 「アブラハムの選び」創世記12章

5
「現代のクリスチャンに必要なレンズ(1)」 聖書的世界観―時代をどう見るか―

2025年 ハーベスト秋期聖会「現代のクリスチャンに必要なレンズ(1)」聖書的世界観―時代をどう見るか―

6
創造から新天新地へ

創造から新天新地へ(01)―24章でたどる神の救済史 序章

ハーベスト・タイムを応援する

ハーベスト・タイムの働きは、サポーターの皆様のお祈りと、献金により維持されております。
ぜひ、応援をよろしくお願いいたします。

ハーベスト・タイムのSNSでは、新着メッセージなどをお知らせしています。

聖書箇所の引用には新改訳聖書を使用しています。その他の場合は明記いたします。
聖書 新改訳2017(C)2017 新日本聖書刊行会 許諾番号4-2-856号
Copyright © Harvest Time Ministries, All Rights Reserved.