私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
Q.89 先祖の救いについてどう考えればいいですか。
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愛する家族がいれば、そして自分が信仰を持てば、当然考えてしまうこの問題。自分の救いは、誰かの救いにつながるのでしょうか?
この大変多くいただくご質問への回答を通し、救いとはどんなものかがはっきり分かる定義や死後の世界のこと、神の義など、大切なポイントがおさらいできます。
Q. 質問
Q:私が救われている場合、先祖は救われるのでしょうか。日本人にとって先祖はとても大切です。どう解決したら良いのでしょう。ご教授ください。
A. 回答
A:確かにこれは、切実な問題です。いつものようにいつものように3つ申し上げます。
1 .私が救われているという事実によって、他の人が救われることはありません。
(1)ひとりひとりが、自らの救いを得る必要があります。
(2)救われる方法は、信仰と恵みによります。
(3)福音の三要素が信仰の内容です。
2 .すでに死んだ人に関しては、神にお任せすべきです。
(1)人は、自分に与えられている光の量によって裁かれます。
(2)その光に応答して真剣に神を求めるなら、神はその人を救いに導かれます。
(3)神は愛と義の原則で対応されますので、私たちもその判断に満足することでしょう。
3 .今の感覚を基に、永遠の世界を判断してはなりません。
(1)自分は天国に行ったとしても、地獄で苦しんでいる先祖がいるのに、そこでの生活を楽しめるはずがないと考えるのは、早計です。
(2)神は私たちの涙をぬぐってくださいます。
(3)私たちの判断は神の判断と完全に一致するようになります。
(4)先祖の記憶さえも、神の御手に握られています。
参考になる聖句
「パラダイスに引き上げられて、人間には語ることを許されていない、口に出すことのできないことばを聞いたことを知っています」 (2コリ12:4)
先祖がどうなっているかは、神に委ねるのが最善です。
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