私たちはプロテスタントのキリスト教福音団体です。『1. 聖書のことばを字義どおりに解釈する 2. 文脈を重視する 3. 当時の人たちが理解した方法で聖書を読む 4. イスラエルと教会を区別する』この4点を大切に、ヘブル的聖書解釈を重視しています。詳しくは私たちの理念をご確認ください。
Q471 投資は罪ですか。
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471 投資は罪か?
Q:最近、職場の友人間では「ニーサ」や「イデコ」といった投資信託の話題が時々上がっております。自分も50代後半になって老後への備えは必要かと思います。しかし、投資というのはギャンブル的な要素もあって信仰的にためらう部分もあります。投資で資産を増やすということはよくないことでしょうか?
はじめに
この質問は、信仰者にとって現実的で重要なテーマです。聖書には「株式投資」や「金融商品」という用語は出てきませんが、金銭の扱いに関する原則は示されています。このテーマについて、いつものように3つ申し上げます。
1 番目に、賜物の管理という視点を持とう。
(1)信者には御霊の賜物の管理という責務が与えられている。
(2)マタイ25章の「タラントのたとえ」
①5タラントの者と2タラントの者はほめられたが、1タラントの者は叱責を受けた。
(3)資産を有効に活用することは、神から命じられた賜物の管理の一環である。
2 番目に、動機を吟味しよう。
(1)投資が自己中心的な欲望に流れると、信仰生活を損なう危険がある。
(2)貪欲の誘惑がある。
「金銭を愛することが、あらゆる悪の根だからです」(1テモテ6:10)
(3)偶像礼拝の危険がある。
「あなたがたは神と富とに仕えることはできません」(マタイ6:24)
3 番目に、倫理性を確認しよう。
(1)投資対象が不正や不道徳な事業(搾取、環境破壊、偶像崇拝を助長するもの等)でないかを吟味する。
(2)投資による利益追求が、献金や隣人愛の実践を妨げないようにする必要がある。
(3)倫理的責任を果たすこと、神の栄光を第一とすることが不可欠である。
投資は、神から委ねられた財を管理することである。




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