2025年 沖縄ペンテコステ合同礼拝 「ダビデの生涯から学ぶ」

  • 2025.06.08
  • スピーカー 中川健一
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2025年6月8日(日) 
沖縄ペンテコステ合同礼拝

スピーカー:中川健一

「ダビデの生涯から学ぶ」

はじめに

  1.このテーマで説教を語る理由

(1)コロナ入院、2度の心筋梗塞治療、約2年弱の体調不良、そこからの復帰。

    (2)沖縄のことを考えていると、ダビデの生涯が思い浮かんだ。

(3)このメッセージは瞬時に与えられたが、作るのに78年かかったとも言える。

ダビデの生涯は、私たちの生涯の縮図である。

5 つのキーワードがそれを証明している。

I. 選び—神のご計画の始まり(ベツレヘム)

  1.神の選びは、人の基準とは異なる。

    (1)ダビデはエッサイの8人の息子の中の末っ子であった。

①兄たちではなく、羊を守っていたダビデが選ばれた。

    (2)最も可能性の低い者が選ばれた。

      ①1サム16:7

1Sa 16:7
【主】はサムエルに言われた。「彼の容貌や背の高さを見てはならない。わたしは彼を退けている。人が見るようには見ないからだ。人はうわべを見るが、【主】は心を見る。」

  2.神の選びは、不思議である。

(1)私たちは、天地が造られる前から救いに選ばれていた。

①エペ1:4

Eph 1:4 すなわち神は、世界の基が据えられる前から、この方にあって私たちを選び、御前に聖なる、傷のない者にしようとされたのです。

    (2)神は、この世の愚かな者、この世の弱い者を選ばれた。

      ①1コリ1:27

1Co 1:27 しかし神は、知恵ある者を恥じ入らせるために、この世の愚かな者を選び、強い者を恥じ入らせるために、この世の弱い者を選ばれました。

    (3)聖書には、「救いの選び」が出てくるが、「滅びの選び」は出てこない。

      ①この礼拝の場にいることが、神から招かれていることの証拠である。

      ②福音の三要素を信じるなら、選ばれていたことが分かる。

II. 勝利—信仰による勝利(エラの谷)

  1.巨人ゴリアテとの戦いで、信仰による勝利を手にした。

(1)戦場は、エルサレムから西に30kmのエラの谷。

①丘に囲まれた広い谷で、中央には小川(エラ川)が流れている。

    (2)ダビデは使い慣れた武器を用いた。

      ①石投げ(スリング)と滑らかな石

    (3)ダビデは、神の御名によって戦った。

      ①1サム17:45

1Sa 17:45
ダビデはペリシテ人に言った。「おまえは、剣と槍と投げ槍を持って私に向かって来るが、私は、おまえがそしったイスラエルの戦陣の神、万軍の【主】の御名によって、おまえに立ち向かう。

      ②神の権威と力に依り頼むこと

      ③神の栄光のために戦うこと

  2.私たちも、目の前の「巨人」に信仰で立ち向かうべきである。

    (1)3つの戦略

①使い慣れた武器を用いて

      ②神の御名によって

      ③神の栄光のために

Ⅲ.迫害—試練の中での忍耐(エン・ゲディ)

  1.サウルは、執拗にダビデを迫害した。

    (1)ダビデの人気の高まりと、サウルの嫉妬・恐れ

①人々は「サウルは千を打ち、ダビデは万を打った」と称賛した。

②サウルは激しく嫉妬し、次第にダビデの命を狙うようになった。

③ダビデは、エン・ゲディの野に身を隠した。

④サウルは、3,000人の精鋭部隊を率いてダビデを追跡した。

(2)ダビデは、洞窟でサウルを討つ機会を得たが、手をかけることを拒否。

  ①サウルは「主に油注がれた王」である。

  ②神の時を待つ信仰

  ③復讐は神に委ねるという信仰

  ④ダビデの品性とリーダーシップ

  2.沖縄は、ゆえなく苦しめられてきた。

    (1)沖縄戦では、総計20万人の犠牲者が出た。

      ①住民の約4人に1人

      ②今も、基地負担を強いられている。

    (2)神様、なぜですか。

  ①今は分からないが、やがて分かるようになる。

  ②神の時を待つ信仰

  ③復讐は神に委ねるという信仰

  ④沖縄の品性とリーダーシップ

    *平和記念公園内にある「平和の礎(いしじ)」

    *すべての戦没者の名前(約14,000名の米兵が刻銘されている)

      (ILL)傲慢が正された私の経験

IV. 失敗—罪と悔い改め(エルサレム)

  1.ダビデは王としての責任を果たさず、罪に陥った。

    (1)バテ・シェバ事件は、ダビデ王の最大の失敗とされる出来事である。

①ダビデは戦場に行かず、エルサレムにとどまっていた(2サム11:1)。

②宮殿の屋上から、入浴するバテ・シェバを見て魅了された。

*清めの洗い、ウリヤの妻

③ダビデは、彼女を召し寄せ、関係を持った。

④バテ・シェバが妊娠すると、ダビデはウリヤを戦場から呼び戻した。

⑤ウリヤは、王への忠誠を理由に家に帰らなかった。

⑥ダビデは、将軍ヨアブに命じてウリヤを最前線に送り、戦死させた。

(2)預言者ナタンがダビデを責めると、彼は悔い改めた。

①しかし、最初の子は死に、家族にも争いが起こるという悲劇が続いた。

②詩51:17

Psa 51:17 神へのいけにえは 砕かれた霊。/打たれ 砕かれた心。/神よ あなたはそれを蔑まれません。

  2.どんなに信仰深い者でも、油断すると罪に陥る。

    (1)神は、沖縄に悔い改めを迫っておられる。

      ①沖縄は、自らの詩篇51篇を作るべきである。

*偶像礼拝の罪、姦淫の罪

*歴史的苦しみの中での神への不信の罪

*霊的な敗者であることに甘んじていた罪

        *沖縄の霊的覚醒のために祈る。

V. 延期—神の計画に従う

  1.神殿建設を許されなかったダビデ

    (1)ダビデの願いは善であったが、神の計画は異なった。

      ①息子のソロモンが神殿を建てる。

      ②ダビデの使命は、そのための準備をすることであった。

    (2)神は、ダビデにより良い約束を与えた(ダビデ契約)。

①ダビデの家(王朝)が永遠に続く。

②神がダビデの子(メシア)を堅く立てる。

③ダビデの子孫からメシアが誕生する。

④メシアは、全世界を治める王となる。

2.私たちの願いも延期されることがある。

(1)日本に霊的覚醒が起こるように祈ってきた。

①大きな変化は見えない。

②次世代への引継ぎを迫られている。

(2)延期されているように見えても、神の計画は前進している。

①神は、ダビデに「永遠の王国」の約束を啓示した。

②この約束は、最終的に、イエス・キリストによって成就する。

③今も、神の計画は前進している。

④新天新地の約束を信じて、自分の役割を果たし、次世代に委ねるべきである。

結論:あなたに問いたい5つの質問

1.神の選びにどう応えているか?

2.目の前の戦いに信仰で立ち向かっているか?

3.試練の中で神の時を待っているか?

4.罪を悔い改め、神の赦しを受け入れているか?

5.自分の願いが叶わない時に、神の御心を受け入れているか?

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