Q303 さまざまな聖書解説があるのはなぜですか。

  • 2022.06.07
  • スピーカー 中川健一
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Q
:同じ聖書を読んでも、人によって解釈が異なります。なぜそういうことになるのですか。

A
:はじめに

正しい解釈は、常に1つである。しかし、誰が読むか、どういう方法で読むかによって、解釈は違ってくる。聖書解釈について、いつものように3つ申し上げる。

1
番目に、不信仰が解釈を歪めている場合がある。

(1)聖書は、神の霊感によって書かれた書である。

  ①つまり、誤りは含まれていないということである。

  ②神は、著者が誤りを書かないように、守り導かれた。

(2)不信者にとっては、聖書は人間の作品であり、誤りを含んでいる。

(3)不信者にとっては、自分の理性が最終的な権威である。

(4)不信者は、聖書の上に立って、聖書を解釈する。

2
番目に、解釈学を正しく適用していない場合がある。

(1)解釈学とは、文章を解釈するためのルールである。

(2)信者であっても不信者であっても、解釈学が間違っていると、正しい結論に到達

できない。

(3)最も注意すべきは、比ゆ的解釈である。

  ①難解な箇所が出てくると、比ゆ的解釈に走る人が多い。

(4)聖書は、字義どおりに解釈すべきである。

3
番目に、聖霊の導きよりも人間の判断が優先される場合がある。

(1)信者であっても、聖霊の導きに頼らないなら、誤った解釈をしてしまう。

(2)聖書の最終的な著者は、聖霊である。

(3)聖霊は、私たちの理解を助けてくださる。これを「啓明」という。

(4)自我が強い信者は、自分の思いを聖書に押しつける傾向がある。

 聖書は、聖霊の導きによって読まなければならない。

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